暑さが続いたため紅葉・黄葉が遅れている、のニュースをTVから流れ聞く。我が家も例年より遅いのか、と考えるが???。”昨日のことなら覚えているが1年前だからねー”。でも、今年も紅葉は沙羅・錦木から始まった、例年通りだ。欅の黄葉は例年より美しい気がする。
紅葉・黄葉の木の下に広がる花がある。ツワブキ(石蕗)だ。初冬の庭に咲く数少ない花の一つだ。
棒樫の剪定は小さい方の三脚に上り、行う。切り落とした枝の落ちる先に紫色の花が見える。サフランだ。サフランは漢字では”番紅花”と書く、クイズぐらいでしか見ない漢名だ。サフランの花は色合いが美しい。薄紫の花・紅い雌しべそして黄色の雄しべ、何とも綺麗な花だ。蕾も楽しい形だ。
ポポーで始まりアケビそして最後の実ムベ(郁子)が完熟状態になってきた。先日、NHKの朝のニュース番組で紹介されていた。種が多いのが厄介な実だが甘くてとても美味しい。種ごと口いっぱいに頬張り、モゴモゴと種から実を剝がすようにして食べる。不老長寿の実と聞くがこのモゴモゴが良いのかも。
前々回ぐらいに紹介したアサガオ、今も全盛を誇っている。今年は暖かい日が続いたため薪ストーブの火入れが11月10日と例年に比べ1週間ほど遅かった。アサガオの後ろに積んだ薪は今冬燃やす予定の薪で、これを燃やし横に積む薪を入れたい。薪はまだ、他の棚にもあるから良いのだが・・・何となく落ち着かない。
アサガオが残る中、椿が咲き始めた。椿は多種多様な花で早いものは9月終わりぐらいから咲き始めるのもあるが明けた2月終わりぐらいに初めて咲くも椿もある。
咲く時期がばらばらのためか七十二候には椿は登場しない。その代わりだろうか、サザンカがある。七十二候11月7日~11日に”山茶始開”とある。”つばきはじめてひらく”の意味だがここで言う山茶は山茶花(サザンカ)のことだ。我が家のサザンカも蕾の先に赤い色が見え始めた。椿・山茶花の花が雪を頂く、正しく冬と言える光景が見えるのも間もなくだ。
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