私の中では覚えたときからイメージの悪い花と言うか、どちらかと言えば雑草の類にしていた花がある。故郷の家の外にあったトイレの周りにあり花と言うより草そのものの匂いがきつかった花、ドクダミである▼写真1は子供の頃は十薬(ジュウヤク)と呼んでいた気がする。私に於いては花の無法者の一種でとにかく蔓延る。ドクダミの漢字は難しく調べきれなかった。先の十薬は重薬とも書き生薬として用いられている▼初めて知ることだが山菜としても食されベトナム料理にも使われているようだ。熱を加えると匂いは和らぐとのことである▼写真2は鉢植えされているドクダミであるが花弁が八重である。かなりイメージは変わる。これで匂いがなければ”綺麗な花”と言える▼ドクダミ、ジュウヤクとも名前の与える印象が重い気がする。私流に言えば”トイレの神様”ではないが”トイレのシンデデラ”か。
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