ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ふるさとCM大賞特別賞受賞!

2008-12-01 22:20:00 | 地域文化

 ようやっと言えるよ、ふるさとCM大賞特別賞受賞だぁぁぁぁ!ってね。て、力むほど嬉しいわけじゃないんだけど、まあ、引き受けた仕事がそれなりの結果につながって、まずはよかった。これで、来年一年間で90回、あの紅大豆のCMが流れるわけだから。

 地域と歩む置農演劇部としては、まずまず、ほっと一息ってところでしょうかね。それにしても辛い仕事だったんだ。ともかく、準備期間は中間試験あけから子どもミュージカル秋公演までの間一週間、それも学園祭と同時進行だったんだから。

 徹夜に近い撮影、その後アクシデント続きの音録り、さらに、審査会のプレゼンはなんと県大会直前だったんだもの。真剣に悩んだね、こんなことしていて、もし、県大会外したら目もあてらんないって。そりゃ、楽しい仕事には違いないけど、やっぱり演劇部の本筋は高校演劇大会だから。まっ、結果として、県大会も最優秀だったし、このCM大賞も特別賞とれたわけだから、結果オーライってことで、まずは目出度い。

 この作品見てくれたかな?かんなし奇妙だよね。よくわからんって町長はじめおじさんたちは言っている。うーん、なのか?僕としちゃあ、やたらわかりやすいと思うんだけど。芽が出て枝葉が茂って、豆ができる。で、元気パワーだ紅大豆!元気パワーだ川西だ!もう、単純そのものじゃないの。

 生徒たちが必死で作り、夢中でかぶった着ぐるみ、いいでしょ?音楽もいいよね。これから先、川西のテーマソングに使えるもの。もちろん、これ、置農ゴールデンコンビ=作曲:土井広一、作詞:河原俊雄だ。

 ただ、今改めて見て感じるのは、やっぱり映像はど素人だなってことだ。画面もシャープさが足りないし、全部集団画像で、アップもない。全体に暗いしね。1日で撮っちまうっとことに無理があるんだけどね。やっぱり舞台の人なんだよ、僕は。アップって考えなかったものね、正直なところ。もっとも、思いついたとしても、しなかったとは思うけど。だって、一部の生徒目立たせたくないもの。

 で、取った特別賞は演技賞!どういうこと?あれって演技?いいんだ、高校生が恥も外聞もかなぐり捨てて熱く演じきったんだから、その勇気とアホさ加減にくれたってことだから。やっぱ演技賞だよ。そう、ほんと、勇気のいることだ。あの映像が一年間流れ続けるんだから。偉い!!

 アホに徹するってこと、これってなかなか出来ないことだし、結構世の中では大切なことなんだよ。少なくとも、あれだけのアホやれば、間違いなく一生の思い出に残るしね。アホがやれた青春、これって凄い宝物になると思うよ、って、先生やったらいいんねか?って突っ込みが聞こえてくるが、ええー、僕はもう、アホを楽しめる若者ではないのです、残念ながら。

コメント
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