今年もやることになったよ、東北大会出場記念公演!いやいや、やってもらえることになったって言うべきだろな。なんたって学校上げての取り組みだから。
今年の場合難しい面がいくつかあった。まず、2度目ってこと。去年はねえ、初の東北大会ってことで、もう、演劇部も回りも上空遙か舞い上がっていたけど、今年は2年連続2度目。こうなると、俄然有り難みが薄くなってるものね。不思議なもんだよ、去年だって今年だって、県大会突破することの難しさは変わらないのに、なんか、今年は行って当たり前だべ、みたいな雰囲気が置賜の秋の濃霧のように漂ってるもの。
も一つの困難は、県大会が遅くなった関係で、東北大会までわずか1ヶ月弱しかないってことだ。しかも、この間、期末試験があり、1年生女子の入寮があり、2年生の修学旅行があり。ってんだから、滅茶苦茶もいいところだ。こんなてんやわんやの中で記念公演を準備するってこりゃ並大抵のことじゃない。
でも、置農は、って言うより校長はだな、躊躇うことなく、やらなくちゃ記念公演!やるんでしょ記念公演!ときた。しかも昼夜2回公演だ。金がない!なんてしょぼくれてるより、この際、この公演で儲けましょうよ、ってこの根性、さすがぁぁぁぁだよね。
で、そう言われりゃ、って言うより、言われなくたって絶対やる気でいた僕としは、やりましょうよ!2回とも満席にしましょうよ!なんて、大法螺は吹きははしないけど、渡りに船、県大会の翌々日にはすべて決まってチラシポスターチケットの手配も終了した。
ってことで、やりますよ、今年も東北大会出場記念公演。
期日は12月14日(日)午後2時半と7時の2回公演だ。
もちろん、会場はフレンドリープラザ。
入場料は500円、高校生以下無料だ。
この公演に向けて、台本も大幅に?書き直した。そう、第4版ってことになる。地区大会から県大会へは驚きのラストシーンが加わったけど、今度は呆然唖然の幕上げになるはずだ。期待してほしい。今そのために、秘密兵器の制作中だ。これ見るだけだって、2度目3度目の人にも価値は有るはずだ!ほんとうか?多分!
地域の人たちや保護者や学校の仲間に見守られ、しっかりと自信を付けて、2年連続の全国へ駆け上がってしまおうよ。記念公演までに全員で稽古に臨める日にちはわずかに4日!でも、これだけあれば、一気に2段階くらいのレベルアップは可能だ。それが、置農演劇部が身につけた底力ってものなんだ。