ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

演劇部が人間力を育てる!

2009-12-01 23:46:50 | 教育

 前から演劇の教育力には自信を持っていたけど、うーーん、改めて、凄いもんだって!って実感している。

 それはね、人間力とでも言うべきかな、なんかまとまっていないんだけど、例えば、必要な時にささっと動ける身の軽さとか、苦労を厭わぬ心とか、社会での常識力とか、礼儀とか、こういったことなんだけど、これが、演劇って言うより、演劇部の活動中で育ってるよな!って感じることが非常に多い。

 つい先日も、トイレで洗面所を丁寧に清掃していたってお褒めの言葉、いただいたし、今日だって試験中なのに実習を買って出てくれた。うん!立派!!今の高校生にない辛いことでもなんだって気軽に引き受けるって身構えが、演劇部の生徒たちには身に付いているようなんだな。

 まっ、僕の指導力だって胸張ってしまいたい気持ちもあるけど、そうじゃないんだよな。演劇を作るってところから生まれた軽いフットワークと周囲への配慮の気構えなんだ。演劇って奴は、どうしたって他人との協力が必要だし、何より自分が動かなくちゃなんない。装置作るんでも、衣装作るんでも、道具作るんでも、ちゃっちゃかやらないことには進まない。

 これが効くんだよ。これやって、って頼まれた時、はい!ってすぐに動けるようになる、ってことなんだ。自分が何をすべきかがわかるってことなんだ。だから、他の部活とは、絶対的に違う!運動部なんかだと、その運動のためだと、めちゃくちゃしんどいトレーニングもできるけど、いざ仕事となると、それは生きてこないんだな。いや、そうでない指導をしている人もいるとは思うけど。

 だから、演劇部3年間!大きいんだよ、凄いんだよ!役に立つんだよ!!この力、この可能性、この教育力、もっともっと生かすべきなんだよなぁぁ!

コメント
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