ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

『漂流』今一度

2011-11-14 21:43:41 | 地域文化
 県大会を突破できなかった『漂流』、もう一度上演だ。
 
 正直言うと、東北大会に進む予定でそのリハーサルとして組んだ公演だった。残念ながら、純粋に作品の質を問う場となった。

 一度大会から退いた作品をもう一度舞台にのせるにはかなりの膂力がいる。背中と言わず腹と言わずぐいぐいと押しまくるモチベーションがどうしても不足するからだ。部員たちにはもう終わった舞台、あまりふれたくない思い出になってしまっている。僕とて、複雑な思いはぬぐい去れない。でも、やるって決めたことだ。万全の準備を積み重ねて臨みたいと思う。

 ところが、これがまた、スケジュール的にめちゃめちゃ厳しい。公演二日前まで二年生は修学旅行だ。公演の翌日には子どもミュージカル短縮版の東京日帰り公演。その二日後には期末試験。東北大会っていうあめ玉があればどうにかこなせる強行軍だ。部員たちの勉強も保証しながら、公演も県大会を上回る出来に持っていかなくちゃならない。

 でも、置農演劇部、いつだってこんな綱渡りを渡り通してここまで来たんだ。ぎちぎちの制限に取り巻かれてあえぎつつも壁を乗り越えて進化してきたんだ。今回だってきっとできる。絶対できる!って部員にも自分自身にも暗示を掛けて頑張ろう。

 公演のお知らせだ。
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 『漂流』やはり大人に見てほしい作品だ。



コメント (4)
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