大会前2週間と迫った。初のフルマラソン挑戦に向け2回目の30km走。前回は初体験ということで、平坦コースにしたが、今回は飯坂茂庭っ湖マラソンのコースに合わせて坂道登坂を組み込んだ。12km先に1.7kmで100m上る急坂、これが最大の難所、ということなので、2kmで120m上る坂道コースに挑んだ。
この土地の人以外にはわからないとは思うが、まずはコースを紹介しよう。高畠町和田の我が家からブドウまつたけラインを南下して峠越えで米沢の万世に下る。13号線をひたすら北上、中田から最上川の堤に作られたサイクリングロードをひた走り高畠町糠の目まで、つまり米沢市縦断、そこからは東に向かって亀岡、そして和田に駆け戻る。
さて、その峠越えだ。いよいよ坂道、と気合いを入れたとたんに左足ふくらはぎがつった。アップ十分にしなかったしなぁ、久しぶりの走りでフォームが後傾して蹴りすぎた所為もあるな。でも、一番の原因は前日まで三日間の農作業フル稼働だ。大豆の収穫・脱穀と稲こき作業。このどちらもが左足にかがみ込む姿勢が延々と続くんだ。疲れはかなりたまってたと思う。走り始めたところだったし、今回はリタイアってちら浮かんだが、いやいやこれもシミュレーション、途中トラブルに遭遇しても走りきる、絶好の予行演習だ!と割り切って、ストレッチ、ウォーキング、ジョギングとゆるゆると凝り固まった筋肉をほぐしほぐし走り始めた。10km近くまではぎくしゃくした走りになったが、その後はなんとかなった。そういうことだ、万一故障があっても、早めに処置して対応すれば、なんとか最後まで行ける、これが今回得られた貴重な結論の一つ。峠越えは10km走る間、行き会った車がわずかに12台!熊出没の名所ってこともあって、吐く息で大声を出しながら走った。坂道もそれほど息が上がらずに走り切れたことも収穫。
最上川沿いのサイクルロードはまったく人気なし。下校途中の高校生一人と出会ったきり、もしここで倒れたら、丸一日発見されないってことだよな、などと考えながらもまずは快調?に6分30秒~40秒のペースで走る。フル初挑戦なんだから、目標は当然完走!これにつきるけど、どんなスピードで走ればいいかを知るってことも今回の30km走目的の一つ。はじめは6分程度で走りきれるかな、なんて考えていたが、いやなんの甘い!甘い!!25kmを過ぎたらがくっと足にきて、7km台が精一杯、てことは本番の基本ペースは6分40秒を守るってことだ。
途中休憩は15km地点でコンビニ寄り道。予定ではもっと先まで行ってからと思っていたのだが、トイレのご用が生じて仕方なく休憩。軽くパンと飲み物を補給した。コンビニって町中ランナーにとっちゃ本当に大助かりだ。後一度どこで休憩・水分補給をするか、誘惑にあらがいあらがい30kmまで我慢した。ここでは自動販売機でスポーツ飲料を飲みつつしゃがみこんだ。日頃、なんたってこんなとこに自動販売機なんて置いておくんだ!電気の無駄!!なんて怒っていたが、ことラントレーニングに関してはあちこちにあってありがたいぃぃ!勝手なもんだよね。残り5kmつらいだらだら登りがゴールの我が家まで続く。気合いを入れ直して、と立ち上がったら、おっとっとっと、足が動かない!走るどころか、歩くのもままならない。これはひどい!かなり慌てる。ゆっくりゆっくり走り始めたものの、辛くて辛くて、すぐに足を止めたくなった。でも、ここで止まったら、この先5km歩くことになると気持ちを絞り上げて走り続けた。最後の難関、二つの急坂も、なんだ坂、こんな坂!と叱咤激励、止まるな!歩くな!動かぬ足にむち打ちつつ、とうとう最後まで走り通せた。教訓:バテてからの休憩は、その後きわめて辛くなる!だから、休憩は、25kmまでにとっておく、後はゆっくりでものったりでももっさりでもいいから走り続ける!亀さんを見習う!
今回走ってわかったこともう一つ。コンプレッションウエアは効く!ってこと。これまで大会もトレーニングも素足で走っていたけど、今回は11月、しかも山の中の湖沿いがコース、寒さと風が大いに予想されるとあって、初めてスキンズのコンプレタイツを着用した。上はまっ、たいしたこと無いさ、と高をくくってユニクロのヒートテックのアンダーウエアを着込んで走った。コンプレタイツ、雨と汗に強い。後半、膝上をしっかりサポートしてくれた。一方、ユニクロ、べたべたとまつわりつき気持ち悪いことおびただしい。体が温まっている時は蒸し暑いし、雨と汗には寒さが直撃。高くてもシャツもコンプレだな、これがウエアの教訓だ。貧乏人にとっちゃ痛い出費だけど。
まっ、いろいろわかって良かったんだけど、帰り着いた時はもうまったくのよろよろへろへろ!後7kmってことは50分以上も走るんだよ本番は!そんなことできるんか?不安はやはり大きく重く覆い被さったままなんだなぁ。とは言え、走ってなかったらもっともっとおっかないよな。
この土地の人以外にはわからないとは思うが、まずはコースを紹介しよう。高畠町和田の我が家からブドウまつたけラインを南下して峠越えで米沢の万世に下る。13号線をひたすら北上、中田から最上川の堤に作られたサイクリングロードをひた走り高畠町糠の目まで、つまり米沢市縦断、そこからは東に向かって亀岡、そして和田に駆け戻る。
さて、その峠越えだ。いよいよ坂道、と気合いを入れたとたんに左足ふくらはぎがつった。アップ十分にしなかったしなぁ、久しぶりの走りでフォームが後傾して蹴りすぎた所為もあるな。でも、一番の原因は前日まで三日間の農作業フル稼働だ。大豆の収穫・脱穀と稲こき作業。このどちらもが左足にかがみ込む姿勢が延々と続くんだ。疲れはかなりたまってたと思う。走り始めたところだったし、今回はリタイアってちら浮かんだが、いやいやこれもシミュレーション、途中トラブルに遭遇しても走りきる、絶好の予行演習だ!と割り切って、ストレッチ、ウォーキング、ジョギングとゆるゆると凝り固まった筋肉をほぐしほぐし走り始めた。10km近くまではぎくしゃくした走りになったが、その後はなんとかなった。そういうことだ、万一故障があっても、早めに処置して対応すれば、なんとか最後まで行ける、これが今回得られた貴重な結論の一つ。峠越えは10km走る間、行き会った車がわずかに12台!熊出没の名所ってこともあって、吐く息で大声を出しながら走った。坂道もそれほど息が上がらずに走り切れたことも収穫。
最上川沿いのサイクルロードはまったく人気なし。下校途中の高校生一人と出会ったきり、もしここで倒れたら、丸一日発見されないってことだよな、などと考えながらもまずは快調?に6分30秒~40秒のペースで走る。フル初挑戦なんだから、目標は当然完走!これにつきるけど、どんなスピードで走ればいいかを知るってことも今回の30km走目的の一つ。はじめは6分程度で走りきれるかな、なんて考えていたが、いやなんの甘い!甘い!!25kmを過ぎたらがくっと足にきて、7km台が精一杯、てことは本番の基本ペースは6分40秒を守るってことだ。
途中休憩は15km地点でコンビニ寄り道。予定ではもっと先まで行ってからと思っていたのだが、トイレのご用が生じて仕方なく休憩。軽くパンと飲み物を補給した。コンビニって町中ランナーにとっちゃ本当に大助かりだ。後一度どこで休憩・水分補給をするか、誘惑にあらがいあらがい30kmまで我慢した。ここでは自動販売機でスポーツ飲料を飲みつつしゃがみこんだ。日頃、なんたってこんなとこに自動販売機なんて置いておくんだ!電気の無駄!!なんて怒っていたが、ことラントレーニングに関してはあちこちにあってありがたいぃぃ!勝手なもんだよね。残り5kmつらいだらだら登りがゴールの我が家まで続く。気合いを入れ直して、と立ち上がったら、おっとっとっと、足が動かない!走るどころか、歩くのもままならない。これはひどい!かなり慌てる。ゆっくりゆっくり走り始めたものの、辛くて辛くて、すぐに足を止めたくなった。でも、ここで止まったら、この先5km歩くことになると気持ちを絞り上げて走り続けた。最後の難関、二つの急坂も、なんだ坂、こんな坂!と叱咤激励、止まるな!歩くな!動かぬ足にむち打ちつつ、とうとう最後まで走り通せた。教訓:バテてからの休憩は、その後きわめて辛くなる!だから、休憩は、25kmまでにとっておく、後はゆっくりでものったりでももっさりでもいいから走り続ける!亀さんを見習う!
今回走ってわかったこともう一つ。コンプレッションウエアは効く!ってこと。これまで大会もトレーニングも素足で走っていたけど、今回は11月、しかも山の中の湖沿いがコース、寒さと風が大いに予想されるとあって、初めてスキンズのコンプレタイツを着用した。上はまっ、たいしたこと無いさ、と高をくくってユニクロのヒートテックのアンダーウエアを着込んで走った。コンプレタイツ、雨と汗に強い。後半、膝上をしっかりサポートしてくれた。一方、ユニクロ、べたべたとまつわりつき気持ち悪いことおびただしい。体が温まっている時は蒸し暑いし、雨と汗には寒さが直撃。高くてもシャツもコンプレだな、これがウエアの教訓だ。貧乏人にとっちゃ痛い出費だけど。
まっ、いろいろわかって良かったんだけど、帰り着いた時はもうまったくのよろよろへろへろ!後7kmってことは50分以上も走るんだよ本番は!そんなことできるんか?不安はやはり大きく重く覆い被さったままなんだなぁ。とは言え、走ってなかったらもっともっとおっかないよな。