被覆シートホワイトシルバー、ありがとう、感謝だぜ。覆ったままで2週間、種焼くことなく芽が出た、が、不ぞろいなんだよなぁ、所々出遅れの種がある。特にヒトメボレ。まっ、そりゃホワイトシルバーのせいじゃないけどな。
どうにか顔出したやつ、もうちょい一丁前になるまでプールにするのは無理だな、って、シート剥ぐったら、のべつ水やり!ガンガンの日差しに1時間おきに散水作業、こりゃたまらんわ。夕方シートをかけるのも手間だしなぁ、もうこの際、水入れてプールにしちまおう。
よしよし、イネも根っこを水に浸して快げにしているぞ。やっぱり水生植物だよなぁ、イネは。これで、水溜めておけば、ほったらかしにできるぜ、楽なもんよ。
なんて簡単に行くわきゃないよ、ほれこっちで水漏れ、あっちで決壊!待て、ちょっと待て、せっかくの水がみな流れ出しちまうぞ。もっと、きちんとビニール敷いておきゃよかったんだ、何年も使い古したビニールなんて使ってんだもん、そりゃどこかに穴が開いてるさ。その証拠、新しいものを敷いたところは大丈夫だ。今さら、苗箱全部動かして敷き直すわけにもいかん、なんとか小手先で誤魔化して田植えまで持ちこたえよう。
プールの囲いが丸太ってのも、上手くないんだぜ。収まり悪くて、たまった水の圧力に耐えられず、ごろっと動いちまう。微妙に曲がった奴もあって、手前合わせりゃ、先は合間ができる。これだって、市販のいい資材あるんだ。でも、丸太お払い箱にしてプラスチック資材なんて使う気ないしな。
転がりたがる丸太をあちこちペグで押さえ、ビニールを引っ張り出して、どうにかプールらしく水がたまった。朝夕、水を満タンにしてやれば、なんとかなるだろう。やっとこ芽が出たポットも水没していないなから、育つはずだ。
これで、イネ育苗も中盤、最大の難関はなんとか越せた。少なくとも、高温とか水不足とかで枯らしてしまうことはない。水の補充も、付いている必要はない。後は、苗の色見ながら、追肥が必要かどうかの判断だな。
田んぼの準備も終わった。苗もまずまず。一息ついて、どれ、薪小屋作りにも取り掛かるかな。