ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

研修旅行で観光の件につき

2023-08-08 09:54:31 | 世の中へ
自民党女性局のパリ研修、攻めらんねぇなぁ、俺も経験あっからさ。
県費枠で研修行って来いよ、って言われて、
おっ、そうかい、旅費も宿泊費も出してくれんの?だったら行くさ、首都圏に。
下心満々、一通り研修済ませたら、夜は観光、いや観劇三昧だぜぇってな。
食品工場の見学が目的なのか、夜の下北沢が狙いか、うーん、正直、ざ・スズナリだったな。
演劇部の顧問だったらいいんじゃね?ってそれ違うんだなぁ、顧問になる前の話しだから、まったき私利私欲。
ただ、今回お騒がせ中の松川るい様御一行と違って、朝から夕刻までみっちり研修はしたんだけど、よっしゃ俺の時間だぜぇ、やっぱ、ちょいと後ろめたさはあったな。自分の金で行けよって。
と、反省しながらも、その後も趣味と実用に役立ちそうな出張は利用させてもらってましたな、もちろん、本来の職務はしっかり済ませた上でね。まっ、業務終わって居酒屋で一杯とか、ホテルで骨休めってありきたりのサラリーマン出張アフター5の代わりに芝居見物に現を抜かしてたってことだ。
このいじらしい、てえか、みみっちいてえか、劇場通いがその後の演劇部指導に大いに役立ったわけで、俺が引き受けてからの演劇部は地域のちょっとした名物になって町や学校関係者も喜んでくれたわけだから、差し引きご破算で勘弁してもらえるんじゃないか?って甘いか?
生真面目一途の人たちとか、出張なんてねえぞ、って人たちからしたら、目くじら立てたくなるのもわかるよな。
たしかに、昔はおおらかって言うか、いい加減って言うか、まぁまぁ、そう固いこと言わないで、って風潮はあったよな。今の常識から行ったら、即アウトの習慣もままあった。家庭訪問でラーメンのご馳走?帰りに山菜山盛りのお土産とかね。
前近代?おっさん社会の非常識?そうとも言える。
ただ、それは数十年前の当たり前、時代はどんどん変わって行ってるって認識は持っていたいけどなぁ。例えば、生徒指導、基準も方法も大きく変わった。ずいぶん生徒の人権侵害してたよなぁ、今更だが、すまん!それでも、その変化に付いて行けずに生徒や保護者から叩かれてる学校や教師もいるみたいだよな。いつまでも昔は良かった、以前は許されたで通す奴ってのはいるもんなんだ、特にガラパゴス日本列島にゃ。
で、一番変わってない社会が政治家、中でも保守政治家たちのものだった、って、見事に明るみに出たパリ研修=観光旅行だったってことだ。
おっと、間違った。観光=研修旅行だったな。
だって、3泊4日で研修は6時間!だったって。さすがに政治家先生方だけのことはある。もはや化石レベルの常識の中で生息されていらっしゃるのだぜ。
この御一行は無邪気に記念写真SNSにアップしちまったからこの炎上だけど、

その裏でかなりの議員様方が海外旅行、おっと研修にお出かけになっていらっしゃる。忘れちゃなんねえよ。
政治家の常識、世間の非常識だからな。
社会の変革の先頭に立つべき議員たちが終回遅れのちんたらだもん、すべての指標で世界の底辺レベルだなんて、あったりめえだせぇ!
コメント
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