ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

菜の花座、阿佐ヶ谷公演に向け始動!

2023-12-20 10:31:33 | 菜の花座
来年の3月30日(土)31日(日)東京は阿佐ヶ谷で公演するぜって宣言はすでに上げた。杉並演劇祭、ポスター、どうしても21回のものが見つからないので、とりあえず。


で、その内容を決めたんだ、先週だけど。

公演タイトルは
『”明るい未来”の夕焼け小焼け』
           日が暮れた先に待ち受けるのは・・・
わかる人はわかるだろ、”明るい未来”これ福島の双葉町の商店街入口に立っていた看板のうたい文句。今もそのレプリカが資料館に展示されてる。
”明るい未来”の先行きがどんだけ悲惨なものだったか!
そう、いい加減、夕焼け小焼けで日が暮れたっことに気付いて欲しいさ。ただし、その暮れた空に現れるのはまん丸お月様なんかじゃない。
今も人知を寄せ付けぬ融解デブリの塊だ。
そんな明るい未来、そこら中に散らばっちゃいねえかい?
凍結卵子の技術とか、メタバースとか、アンドロイドとか。
使い道に依っちゃなんともやり切れない未来図が浮かび上がって来る気がしてるのさ。そんなディストピアの日常を描いた2作品を集めて一つのステージにした。

昔懐かしの近未来・二本立て!
ってね。おっと、昔懐かしは二本立てにかかる。その昔、映画はほとんど二本立てだったのさ、若い奴らは知らんだろうけど。
上演➀は
『寄りそって夜明け』 
  時代に取り残され、仲間にも見捨てられ、
  目前に迫る老残!
  動かぬ身体、薄れゆく記憶、衰えゆく感性。
  もがき苦しむ大衆劇団の女座長。
  久しぶりに訊ねて来た座員、
  ともに懐かしい舞台を愛おしみつつ、
  下した決断は?
チラシのあらすじ紹介文なんで、これ以上は明かせない。
同様に、
上演②
『いのちの明日』
  踏み外し、今は非正規。
  舞い込む請求書に追われる日々。
  忘れてた!卵子、凍結保存してたんだ!
  その卵を買い取りたい?
  得体の知れぬエージェントの申し出に、
  先々活用の目途無し、売れるものならこの際。
  だが、待って!
  用途は不妊治療ではない、だって!と言うことは・・・

ってことで、詳しくは芝居を見ておくれってことだ。
チラシには、菜の花座の紹介も載せなきゃな、山形の名もなき劇団だもの。

  劇団菜の花座こそっと阿佐ヶ谷!
       ~何だってぇぇ、
           井上ひさしの故郷からだってぇぇぇ?~
   ☆井上ひさしが校長を務めたふるさと山形県川西町の「フレンドリープ  
    ラザ演劇学校」。その卒業生を中心に旗揚げして23年!
    オリジナル作品を主体に活動を続け、
    昨秋50回目の公演を迎えました。

と、井上さんのお名前の御威光をほんのちょっぴり利用させていただいた。
年末年始、忙しい時期ってことで、チラシポスターの完成は、1月半ば過ぎ。そこからが公演成功に向けて勝負のチケット販売になるが、
おっと、その前に、台本書き上げなくっちゃよ。

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