ハウスで育苗イネを見るたんび、落ち込む。
1本で2本でも芽がでてないか?鵜の目鷹の目で探すけど、出ないものは出ない。非情な事実を突きつけられて、今日も落胆。
が、コシヒカリはまぁなんとか芽も出揃って、いやいや、揃ってないか、すくすく元気もいれば、やっとこ顔見せのちび苗もいる。2時間おきに水やりしないと、せっかくの発芽が台無しになる。
陽ざしの強さ確実に真夏!もう、これが日本の春になったんだ、意識を変えるしかないぜ。
散水、面倒くせぇ!なんて言っちゃいかんよ。せっかく芽を出してくれたんだから。
さっき撒いたのに、ちょいと目を離せば、からっから、ヤバッ!
ポット苗は、乾燥には特に弱い。さっさと水入れてプールにしてやらなくっちゃ、種播いてから2週間経ったしな。
朝からプールに注水作業。たかだか2cm弱の深さ、すぐにでも溜まるだろって、そうはいかないのさ。丸太の枠に柔らかいビニールを敷いただけ、隙を見つけちゃ氾濫を繰り返すから、その応急措置に追い回されるんだ。
隙間に石を差し込んだり、野地板を挟み込んでビニールが勝手に動くのを防止したり、
やり繰り工夫で、昼過ぎまでかかって、どうにか、6つのプールを満水にできた。
その間、じっと見てるってのも能の無い話し、タマネギ畑と植え付けたばかりのネギ苗の水やりやったり、小屋の屋根トタンを補強したり、
そうそう、サツマイモの苗を土に生けて根出し作業もした。このカンカン照り、買った苗を直に畑に下ろしたら、半日で焼けてしまう。
キャベツ苗の居場所を空けてもらって、土を耕し、たっぷりと水を撒いたら、苗の茎部分を埋める。
乾燥しないように稲わらを被せ、黒寒冷紗で覆って、根出し場完成。
このまま10日くらい水を絶やさぬよう取り扱い注意だぜ。
去年、思いがけず豊作で、冬場もストーブの傍に特製保管庫を用意したおかげで、1本もダメにすることなくたっぷり楽しめた。もちろん、薪ストーブで焼き芋さ!
味をしめた今年は、さらに買い足して本数を一気に40本に増やした、まんず欲かいて!
育てるのはやや難しいが味は抜群の安納芋と、頑健多収の鳴門金時、焼き芋に最高の紅はるか、それとハニーなんたら。いろんな品種を楽しまなくっちゃ。
なんて、作業と同時進行でプールの注水が完了した。
水に浸かって、イネ苗の心地よさげなこと!
イネはやっぱり水生植物なんだよな。
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