代掻きでトラブル、まっ、あるだろうな、我が家の機械だもの。
おいおい、声上げられぬ機械のせいにするなよ。気づかいしつつ使えば、あんな初歩的トラブル起きてないんだからな。
そうです、悪うござんした。30年以上も頑張ってるトラクター、すまん。
田植え機の方はどうだ?
2年前にかなり大幅に手入れしてもらったから、これも上手く行かなけりゃ俺の落ち度だよ、うん、分かってる。
だからさぁ、追肥は市販の液肥使ってしっかり根張りさせるとか、底からはみ出した根っこ切りように寒冷紗敷いたりとか、前日朝にはプールから上げて水切りしておくとか、様々手立てはしてきたさ。機械の試運転も良好だったしな、頼むぜ共立ポット苗田植え機!
新人小作人さんの田植えにお付き合いばかりもしてられん、合間を見つけてヒトメボレ2畝と1反部のコシヒカリ、機械植えでやっつけた。
おぅおぅ、いいんじねぇ?苗が途切れたりとか倒れたまんま置き去りとか1か所に大量に苗落とすとか、えっ、なんのこと?知らない人聞いてもわからんようなトラブル、今年はほとんどない。よく頑張った共立!
が、俺だって、上達したんだよ、って言うか、こいつの癖を飲みこめたんだ。今さら?
ほんとほんと、今頃何さ!だぜ。
それもこれも、自己流に固執する偏屈のせいだ。失敗しつつ学んでいく、って言やぁご立派だが、なぁに最初から先達に教えを乞うておけばいいのに、意地張るからって話しさ。
恥ずかしながら、田んぼにゃ少しくらい水があった方が植わり易いってことが判ったのが去年。機械のUターンはハンドルを下から持ち上げた方が楽だってこととか、土の重い個所じゃ機械をこまめに上げて通った方がいいとか、まず、一つ一つコツを掴んで、どうにか今年はトラブルさらばの田植えができた。
あっ、こんな歩行用の田植え機のノウハウ、しかもポット苗用に精通してる百姓なんてまずいないんだけどな。
苗の列も真っ直ぐだろ?
えっ、曲がってる?
そりゃ乗用4輪田植え機と比較すんのなしだぜ。左右のハンドルに付属したクラッチを握りしめつつ一直線に走らせるって、なかなかの技量がいるんだぜ。まして、軽量、非力のジジイがよ。
やった!終わった!って喜ぶのはまだ早い。
欠株はそこそこあるし、四隅は植わっていない。あっ、四隅が手付かずなのは、俺じゃじゃ持て余しの手植え機でバックはおっかねえからそのまんまにしてあるんだ。
補植という膝屈伸運動が待っている。補植用苗だって、たっぷり、
ってあり過ぎだろ。まっ、これも順調に進んだって証しだぜ。
我が家の田植えでトラブルなし、って喜ぶ俺って、アホ?
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