ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

大豆収穫

2022-10-29 11:04:57 | 畑仕事
畑仕事も残り少な。
上の畑に大豆と小豆を残すくらい。今年の小豆は、何故か徒長気味、未だに緑を残してる、が、大豆はもう収穫時だ。
葉っぱもすべて落ちて、落ち武者整列の風情だな。あっ、敗残兵は並んだりしないか。
こんなすかっきり直立の姿だと収穫もとてもやり易い。根っこも力を失ってるから、株元を掴んで引っぱれば簡単に抜ける。
ここまで乾燥が進むと、莢から豆が落ちやすいんだが、茶豆を除けば、黄大豆も青も黒も、そこまで弾けてはいない。こりゃ楽勝だぜ。
どんどん抜いて所々に山と積み、その間に軽トラを乗り入れて積んで行く。黄色大豆8列抜き終えて、よしっ、1回目、ここまで。家に戻り、トラクター小屋の後ろ空間にぎっぎっと積み重ねた。次の1台分用には乾燥用はさを組んだ。
よしっ、第2弾、行くぜ!
ほらなぁ、茶豆はだいぶ落ちちまってる。岩手で受け継がれている品種、40年来ずっと作り続けている。味は抜群なんだが、ここがなぁ、弱点さ。
栽培品種に成り切っていない昔ながらの品種なんだよ。収穫前に実が落ちるようだと無駄も多いから、長い年月かけて、脱粒しない品種を育成してきてるんだ、人間は。イネだってそう。
そっとね、これ以上落ちないように、1株1株壊れものを扱うように抜いて行く。
青豆、黒豆は逆だ。こっちは、登熟が揃わない。すでに収穫適期になっている株もあれば、いつまでもぐすぐず、青い葉を残しているものもある。小豆と一緒に後日収穫、としてもいいんだが、わずか数株だし、ええいっ、面倒だ。一緒に抜いて行くぞ。
3種類を一緒に荷台に積む。下ろすときに混じらないよう工夫してな。あらら、1台で軽く積みきれたぞ。これなら、なにもわざわざはさに掛ける必要はないよな。このまんま、積んでおいて、晴れた時にはトラックごと日に当てる、これでいいんじゃないか。

脱穀する時も、どうにでも動けるしな。
ただ、面倒は、小屋前にはサツマイモも日光浴させてるってことだ。

いちいちどかすの厄介だなぁ、なぁんて、無精は禁物!いいもの食べたいと思ったら、手間暇かけなくっちゃね。
10日ほど干して、十分乾いたら、脱穀。そこまで終われば、畑仕事はほぼ完了ってことだ。
おっと、小豆が残ってたっけな。


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