ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

新規小作人頑張った今年の米作り!

2023-11-18 11:21:44 | 米つくり
なにぃ?雪が降るだとぉぉぉ?
待て、待ってくれ、やらにゃならんことが残ってるぜ。
田んぼの秋うない、一昨日大きな二枚終わらせて、残るは中小合わせて8枚、面積は全部で2反弱だが、バカにすんなよ、厄介極まりないんだから。
身の丈大きく超えるトラクター、しかも後輪駆動、小回りはとことん拒絶する融通の利かなさ、田んぼの周囲はカーブだらけでひん曲がってる。2メートル以上もあるロータリーで端っこなんて耕せるわけないだろ。
大きな田んぼなら一気に数10メートルも耕せるが、1辺わずかに8メートルの坪庭だもの、ちょこっちょこっと行ったり来たり、無駄な動きの連続で、あぁ、もう頭悪いんだら!己を罵ること二度ならず。
それでも、2時間かかってやっとこ終わった。

やれやれ、これで今年のコメ作り作業はすべて終了だ。めでたい!
大変革の今年だったなぁ。何がって、新しい小作人を迎えたことだ。十数年、田んぼ2枚を引き受けてくれてた人が、腰痛激化でリタイア、うえーっ、さらに田んぼ増えるなんて、ジジイにゃ、無理だぁぁぁっ! 
小作人募集の案内をSNSで発したら、おぅ、なんと、って言うか、やっぱりって言うか、菜の花座の若手が手を挙げてくれた。それも仲間二人も招き入れて3人で取り組んみたいって。
そりゃもう、願ったり叶ったりさ。
初めての田んぼ作り、少ない休みを使って懸命に取り組んでくれた。その頑張り見たんだなきっと、春先暴れ狂ったイノシシも、代掻き、田植えの後には、まったく顔を見せず、見事収穫までたどりついた。イノシシも新規小作人さんたちの熱意に気おされたんだろうぜ。

収穫も、さすが三人で除草機押しに押しただけあって、150kg超す豊作になった。それまでの自然農法とは天地の差だなぁ、やっぱ堆肥で地力を保つ必要ありってたことだ。
畑の耕作もすべて終わってるし、トラクターもこれで仕事納めだ。いつ止まるかとひやひやしながらの運転だったが、大きなトラブルもなく働き通してくれた。感謝!
小屋に収めて、バッテリーの接続端子を外して、さっ、ゆっくりと冬眠しておくれ。


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