菜の花座東京阿佐ヶ谷公演、迫って来たぞ。
新しい作品もあるし、急遽代役立てたってこともあって、稽古は尻に火が付き、あっちち!の慌てふためき。
残り2週間、とことん集中、目一杯ガンバ!で行くしかないよ。
阿佐ヶ谷の舞台って、今まで経験したことのない極小ホール、なんせ、客席、隅から隅までぎりぎり詰めて50席、舞台の前50センチが最前列!
わっ、わっ、何もかも丸見えじゃん!
白髪も皺も?
それはなんとかメイクでしのぐとして、道具と衣装だよ、問題は。
プラザのように客席との距離があれば、張りぼてや作り物でもなんとか誤魔化せる。だが、目の前でじっと見つめられたら、・・・無理だろう、見透かされるよ、偽物は。
道具だと運搬の問題もあしなぁ。
菜の花座の手持ち、ってほとんどないし、団員の持ち物で代替も、ちょっと。
となりゃ買うしかない。
まずはデザイン、次に大きさ、そして、価格。最期が一番重要だったりして。1週間近く、ネットショップを覗きまくって、やと、見つけたのが、この椅子。
届いてみれば、やや小さい気もするが、まっ、我慢だな。テーブルはあるものをカバーを掛けて利用し、も一つは高めのクッション、これも購入した。
ただし、使用後は我が家で引き取ることにした。
衣装についも、主役の作務衣、裁縫得意の道具さんが着物ほぐして作ろか?って提案もあったが、役どころは元大衆演劇の女座長、それ相応のものは身に着けて欲しいよなぁ、でも、高いんだよなぁ、と悩んでいたら、ご当人がさっさと身銭を切って買い込んでくれた。
高過ぎてスルーして製品。日本舞踊の名取さんだから、普段も使えるかもって決断してくれた。
相手役の男性も、刺激されたのか、シャツその他もネット購入。劇団としちゃ助かる。
さらに、こんなものも準備する必要があった。
トランシーバー。
極小ホールだろ、照明、音響の席は天井裏、もちろん、インカムなんてあるわけない。舞台袖の舞台監督からの指示を届けるには最低でも3台、上手袖も欲しいから、計4台が必要ってことで、これも購入。
今回の利用以外にも、普段の公演で、受付と楽屋との連絡とか使い道もあるしさ、ってことで、これは劇団の負担で揃えることにした。
っと、まあ、劇団も様々出費多端、出演者も物入り、たかだか公演一つも東京となるとなぁ・・・。
あぁ、どんどん貧乏になるぜぇ、菜の花座。
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