ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

飲んで踊ろうコーヒールンバ

2015-02-09 09:37:12 | 演劇
 「コーヒールンバ」の再生回数が30回を超えた。10日前くらいにMoraでダウンロードしてから、パソコンに向かうたんび聞いてる。その前にはYou Tubeで何十回も聞いてたから、合計すると、う~ん、50回は軽く超えるな。今も聞きながらこれ書いてる。

 大流行は西田佐知子が歌ってからだから、1960年代かな。その後井上陽水とか荻野目洋子がカバーして再評価の時期があった。若い人に一番馴染みあるのは、高速のサービスエリア。えっ、ええーっ??抽出型のコーヒー販売機、お金入れて種類のボタン押すと、コーヒーを淹れる間流れてるのがこの曲、ああ、なんとなく!だろ。

 西田佐知子の歌っているのはリアルタイムでよく聞いた。でも、好きじゃなかった。西田佐知子のあの気怠い雰囲気とこのめちゃくちゃ明るい曲と歌詞がミスマッチだって思ってたから。なんたって、西田佐知子は「アカシヤの雨がやむとき」なんだよ、僕らにとっちゃ。

アカシヤの雨がやむとき、このまま死んでしまいたい
夜が明ける 日がのぼる
朝の光のその中で
冷たくなったわたしを見つけて
あのひとは
涙をながしてくれるでしょうか
(作詞:水木かおる)
 
 退嬰と絶望、青春時代にはありがちな落とし穴だけどね。それに対して、コーヒールンバはてーと、

昔アラブの偉いお坊さんが
恋を忘れたあわれな男に
しびれるような薫りいっぱいの
こはく色した
飲み物を教えてあげました
やがて心うきうき
とっても不思議なこのムード
たちまち男は恋をした



コンガ マラカス
楽しいルンバのリズム
南の国の情熱のアロマ
それは素敵な飲み物
コーヒー モカマタリ
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のルンバ コーヒールンバ
(作詞:中沢清二)
 
 どうこの違い!この落差!!とっても付いていけないよ。しかも、暗くゆったりと流れる歌謡曲からアップテンポで脳天気なルンバだもの。

 なのに、今更、再生回数30回ってなによ?

 台本でしょ!すべては台本書きのためなのよ。

 菜の花プラザシニア団第2回公演、菜の花座第33回公演の台本を書こうと思って、この曲で頭の中をぐにゃぐにゃにしようと頑張ってるんだ。前回、山本リンダの「どうにもとまらない」を女優陣が歌い踊って拍手喝采を受けたからね、その再来を狙おうっていうのさ。シニアだからね、懐メロから一気に物語りへ、しかもシニアらしからぬ激しいリズムとダンス、なにかないかいい曲?と頭の中からネットの中からうろつき回って、たどり着いたのが「コーヒールンバ」!ただし、西田佐知子じゃない。荻野目洋子バージョンを使う。テンポ速いし、バックの演奏もはるかに今風だから。これ、シニアたちに踊ってもらおうじゃないの。それも、今回は女ばかりじゃない。男も含め出演者全員に。振り付けもプロにお願いするつもりだ。

 さぁて、どんなお話しになるのかなぁぁぁ?前回「Goodnight Baby」では、リンダダンスは高校時代の文化祭の余興でしたって落ちがついてたけど、今度はそんなまやかし一切なし。正真正銘アラブ?じゃないかもしれないが、異国の物語。それもモッカ国のお姫様、キリマ国の王子様のラブストーリーだ。と言っても、そこは僕のことだから、一筋縄じゃいかないし、転んでもただ起きない。はぁぁぁ?まっ、モカマタリは出てくるけどね、・・・・お楽しみにってところ。

 昨日から書き始めた台本は2月いっぱいで完成、3月から稽古を始めて、プラザ公演は5月31日。シニア全国大会(仙台)は6月6日、日立システムズホール仙台での上演だ。また、変なことさせるぅ!って、シニア役者たちのしかめっ面が目に浮かぶよ、ひっひっひ!

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 薪を掘り出せ、えっさかほい! | トップ | 月一コント劇場なんてどうだ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

演劇」カテゴリの最新記事