2日で3回の公演、躓くことなく、滑ることなく、飛ばすことはちょっとあったが、金返せ!時間無駄にした!など不満をぶつけられることもなく、最後までやり通せたぜ。
緊張で固いながらも気迫で乗り切った初回、慣れでややテンション不足の2回目、を乗り越えて、最後はもうすべて出し切っての上出来舞台だった。お客さんの反応の良さにも助けられたし、仕込んだ?サクラも巧みに笑いをリードしてくれたからね。
評判もなかなかのものだった。
終演時の会場出口路上でのお客さんとの交流は果て知らず延々続き、邪魔だって!通行の妨げと、不安に思うほどだった。感動の気持ちを伝えたくて立ち去りがたい、あるいは一緒に写真を撮りたいというお客さんも多く、30分近く客だしが続いた。ご通行の皆様、ごめんなさい!
事前のポスター掲示依頼の際、手厳しいお言葉をいただいた近所の商店主さんにも大絶賛と差し入れチョコレートさらには寸志までいただけた、って、そうとう気に入ってもらえたんだな。
舞台を見た館主さん、退館時には、来年も来なよ、毎年来るといいよ、って心強い応援ももらえた。
ただ、審査員に関しては、生真面目一方の堅物なんだって。終始渋い表情で舞台睨みつけてたからなぁ、あっ、こりゃダメだ、駄洒落やギャグに寄り道する菜の花座、論外だろうな、と諦めはついた。
まっ、そこは人それぞれ、好みいろいろだから、仕方のないことさ。
田舎の細々弱小劇団が、2日3回の東京進出公演を、ほぼ完売、満席でやり遂げたってことが大きいさ。7割入れば願ったりだって踏んでたからね。
団員が伝手を頼りに集めたお客さんが主体じゃあったが、東京川西会とか米沢有為会とか、フレンドリープラザの諸事業の関りで来てくれた方も多かった。改めて、お取次ぎいただいた方々に感謝だな。
SNSやチラシなんか見て来てくれた人も少なくはあってもいたってことも元気になるなぁ。
今回の公演が菜の花座への興味関心を高められたのは間違いない。ただ、それも小さな範囲じゃあったし、狙いとした都会の若い人たちや日ごろ演劇に接する人たちへのアプローチは実現できなかった。
と、なると、数を重ねるっきゃないだろ!って、ことはまた行くってことか?
ええーっ!
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