まずは大石あきこ当選して、良かった!
応援に熱中した東北での議席獲得も嬉しかったが、一番気になってたのは、大石のこと。れいわの候補者は誰もかれも有能で即戦力なんだけど、
やっぱりインパクト大きいのは大石あきこだからさ。
立ち位置は地味だがすんごく正しい!
万博・カジノ反対だろ、フリーパレスチナだろ、労働者の権利擁護だろ、橋下徹との徹底対決だろ、戦わない野党は茶番だろ、戦いの標的がどれも、今まさにくい止めなくちゃならない緊急課題なんだよ。
しかも、口先だけじゃない、常に行動をともなって主張を展開している点が凄い。
いろんなことを学ばせてもらってる、気づかせてもらってる。
で、当選初っ端の発言がまた、世間の暗黙の常識にぐさりと匕首を突き刺すものだった。
レブリコンワクチンの製造元、Meiji Seika ファルマ が原口一博議員を訴えたことに対して、はっきり、それはダメ!って釘を刺したのだ。
原口氏の発言が正しいかどうかではなく、製薬会社という大きな力を持ち、データも独占している側が、批判する立場の個人に訴訟を仕掛けることはやってはならないことだ、と、鋭い指摘だ。
たしかに、これは一種のスラップ訴訟だ。
実を言うと、原口議員が訴えられたと聞いた時、彼の最近の主張がやや陰謀論に傾いているように感じていたので、製薬会社からの訴訟も仕方ないのか、と、半ば納得してしまっていたのだ。
が、物事の本質は、原口議員の主張の妥当性ではなく、製薬会社が訴訟を仕掛けたということにあるという点だった。
大石あきこの言う通り!過ちを気付かせてもらった。
詳しく勉強したわけじゃが、ワクチンの副作用とかあることは知ってはいたが、その実害のほどは、主張する側の一部に誇張もあるように感じて、外から眺める程度だった。ワクチンがコロナから多くの人を救った面もあることだし、と。
ただ、今回使われる何種類かのワクチンのうち、レプリコンワクチンについては、これまでとは違う自己増殖型のm-RNA利用の製剤で、臨床研究も少ないし、その結果も納得させられるには程遠く、しかも、日本が最初の適用例なるという点など、急いで実用化することには疑問を持っていた。
ただ、何と言っても、反ワクチンの人たちの中には、ディープステートなどの言及もあったりして、この反科学的姿勢やフェイク親和性には大いに疑問を持ってもいた。
それが、原口議員に対する訴訟についても、容認する姿勢に傾いていた原因なんだが、それとこれ(大手製薬会社が訴訟を仕掛ける)とは違う!と、大石に蹴りを入れられて、はたと気づいたんだ。
訴訟は、訴えられた側にめちゃめちゃ大きな負担を強いる、それを心底知る大石なればこその鋭い発言なんだと思う。原口議員は「飛んで火にいる夏の虫」とか強がってすいるようだが。
公訴は誰にでも認められる権利、そこは米山議員の言う通りだが、力の差は対等ではなく、権力、金力、情報力を持つ側からの訴えは、訴えられた側対応に苦しみ、一挙に萎縮させられる力を発揮する。
それがスラップ訴訟だ。
まずは製薬会社と政府は、レプリコンワクチンについて十分な情報の提供をし、開かれた場で十分な議論を展開する義務がある。訴訟によって、屈服させるなどあってはならない、ということだ。その場の保証は当然、国、厚労省が率先して当たるべきなのだ。
で、結論だが、
国会議員の仕事は、有権者の意見を代弁することばかりじゃない。
有権者に、社会の課題を提起することも重要な任務である。社会の常識と見做される事柄にも鋭く突っ込んで行くことが必要だ。
しかし、そのような社会の盲点を見出し、指摘し続けるには、たゆまぬ学習と鋭敏な直感が必要なのだ。
大石あきこはこれまで何度もその気付きを与えてくれて来た。
だが、残念なことに、人々は大石の類まれな能力にまだ気づいてはいない。
大石あきこを大切にしよう。ミソジニーなんかぶっ飛ばせ!
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