今年の里芋、悪いことしたなぁ、カボチャの近くに植え過ぎて、ものの見事に侵略、圧倒されて、脇芽ほとんど育たず、種イモから立ち上がった主茎がひょろりと立つだけの寂しい姿、すまん、本当にすまん。
長雨で、浸水の被害も被るし、茎葉はさっさと枯れるし、もう今年はダメだ、諦めるしかないな、だからって、いつまでもほったらかしにはできない。
しゃあねぇ、掘るか。
おっ、意外や意外!けっこう着いてるよ子芋。これなら我が家プラスくらい賄えるぞ、芋煮だって何度も作れる。良かった、頑張って育ってくれて、子芋大きくしてくれてありがとう。
畑の水場に持ち帰り、株を洗ってイモをきれいに外す。おっと、ついでだ近くのショウガも掘り上げちまおう。
水場近くは乾燥嫌いのショウガの適地、ほらな、今年もいい出来だったぜ。
イモを広げて干したら、新生姜はさっそく、あれにするぞ。
あれって、新生姜の佃煮。待ってたんだよ、めちゃめちゃ美味いんだから。
たわしで磨くようにこすって土や汚れを落とし、薄切りする。
塩でもんだら、5分の熱湯茹でこぼしを2回して、苦みとえぐみを取り去る。
鍋に入れて、砂糖たっぷり、みりんと酒そこそこ、醤油しょっぱ過ぎない程度、さらに水も加えて煮る。
片方で加える煎った鰹節も準備して、途中、白ゴマとともにショウガの鍋に加えて煮詰めていく。
最後の仕上げはショウガを笊に上げてしっかり絞り、残りの煮汁をさらに煮詰めて、そのとろりの甘辛汁に戻して、絡めれば出来上がり。
煮上げた当初は辛味とかきついけど、冷蔵保尊の間に適度な刺激に落ち着くから大丈夫。
さっ、出来上がり!
今夜から毎朝夕食卓には、必ず登場する決め手になるぞ。
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