冬の肌荒れ、ひび割れ、あかぎれ、悩んでないかい?
そうか、だったら教えよう。蜜蝋クリーム、抜群だぜ!この冬も、ひび割れ出始めてからは、風呂上り、このクリームを踵に擦りこむ、ついでに顔にも手にも。これであの飛び上がる痛みとは一切おさらばだ。騙されたと思って、使ってみてくれ。
今使っているのは、沖縄産のもの、ちょっとラベンダー香料が強すぎる気がするが、まず、効き目については申し分なし。大切に使ってきたが、そろそろ容器の底も見えて、使い切りの日が近づきつつある。また、注文しなくっちゃな、って思っていたころに、あの、「晴れ時々ファーム」NHKだぜ。
蜜蝋の利用についてじゃない。カカオを使った料理の特集だった。カレーとかスイーツとかも美味そうだったが、一番印象に残ったのは、カカオバター入れた蜜蝋クリーム!えっ、ええっ、えええっ!肌のクリームにカカオ入れるぅぅぅ?それ以前に、蜜蝋クリームで自分で作れるのぉぉぉぉぉ?!
俄然、興味沸騰!さっそくネットチェック。
ありゃ、簡単に出来るんじゃん。カカオ入りてのはレシピが見つからなかった、「晴れ・・・」にも作り方の記載はなし。まっ、いいさ、基本がわかれば、あとは、やっちゃえ、ジイサン!さ。材料はどこで手に入る?
なんとなぁ、化粧品手作り材料のショップてのがあるんだぜ。
必要なのは、まず蜜蝋、うひゃぁ、いろいろあるもんだ!産地から純度から品質から、値段にもずいぶん開きがある。迷いに迷って、あまり精製されていない生成りに近いものを選ぶ。
次に、蜜蝋を融かすオイル、これまた凄い!なに、こんなのまで油絞れるの?ナッツ類なんてほとんど搾油されている。こういったオイルを適当に組み合わせて、化粧品のベースになるらしい。蜜蝋クリームで定番は、ホホバオイル。マカデミアナッツのオイルを使うレシピある。が、今回は、ちょっと高いが一番人気のアルガンオイルを使うことにした。オーガニックでフェアートレードだって言うし。
カカオバターも買って、カカオ入り蜜蝋クリーム原料は揃った。でも、カカオ入りってちょい、際物的じゃないか。オーソドックスに香料入りってのもあった方がいいかも知れない。エッセンシャルオイルで香りつけたものも作ってみよう。
香料は?うわっ、これも凄い種類ある。ラベンダーやローズなんて馴染みの花から、かんきつ類、ハーブとか針葉樹から抽出したものまである。うーん、この数ある中から、一つ選ぶのかぁ、これは難しい選択だぜ。と、それぞれの特徴など読み比べていたら、なんと!お好みのもの4種類で1100円!ってお試しセットが見つかった。
これはいい、これまで名前は聞いてても、匂いについてはまったく縁のないものを知ることができる。うーん、4種類かぁ、ここでも2時間近くも悩み迷った末に、まず無難なラベンダー、あとは直感、ベルガモット、アールグレイ紅茶のあの香り、にマージョラム、なんかスイーツとか使いそう、そして、最後は思い切って、ティーツリー、常緑樹の葉っぱだ。どれも、2~3mlしか入ってないようだけど、クリームの香り付けなら、一垂らしで十分だってことだから、これでカカオも含め、5種類も蜜蝋クリームが作れるってことだ。これは、豪勢だぜぇ!
いやぁ、世の中、楽しくなったもんだ。まさか手肌クリームのキットまで簡単にてに入るとはな。化粧水とかマッサージオイルとかリップまで作れるみたいだ。どうだい、自分の香り、自分だけの艶やかさ、密かに手作りしてみないかい?
生のゼラニウムより香料はいい香りなのに…