ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

前日ゲネ、俺的絶好調!

2024-11-24 07:45:22 | 菜の花座
本番前日、さぁさぁ、夜のゲネ実現に向け頑張ろうぜ。

まずは、積み残しのシーン明かり、カーテンコール分の幾つかを作ってもらう。その間に音響さんの音楽、効果音等のレベルチェック、おっと、最重要項目は足元マイクの音量調節だ。

菜の花座が持ってる3本のバウンダリーマイクをフル活用する。
・幽霊のツッコミセリフ?
・見合い相手に放たれる女たちの辛辣な品定め。
・そして、過去の禍々しい出来事の再現。
なっ、これは使い道として常道だろ、いや、違うか。

この最後のシーン、詳しく説明できないのが、うーん、残念!こればっかりはネタバレしたくない。今回舞台の極めつけなんでね。



ここは念には念を入れて、繰り返しチェックした。不思議な非現実の世界だし、その都度役者がどんなふうに演じるかわからないので、ここは音響さんの耳の感度がもろに問われる。ガンバレ音響!

続いて、シーンを追いながら明かりの確認。
済まんなぁ、この期に及んで役者の動き変えるなんて、なんちゅう演出なんだい、もうまったく。
演出の我が儘勝手に付き合って、新しいシーン照明を作ったり、手直したり、てんてこ舞いで頑張ってくれた。照明さんガンバ!

音と明かり確認をすべて終わらせて、いよいよ、ゲネ。
できたよ、ちゃんとラスト、カーテンコールまで。なんと、菜の花座にあるまじき真っ当なペース配分!

もうこれだけだって、気分浮き立つってもんだぜ。

いや、ゲネそのものは、シニアを中心に立ち往生続出、追突、空回りの連続で、いやぁ、ゲネで良かったぁぁぁ、級の出来だったが、傍観?の俺は、なんかなぁ、元気そのものだったんだ。

朝から夕のリハも夜のゲネも、ほぼ立ったまま付き合えたし、日ごろ滞りがちの頭脳の回転も小気味よかった。よしっ、よしっ、よしっ!

言葉もすらすら出て来るし、語彙もなかなか適切だし、役者に手とり足取りの演技指導の切れ味も、いいねぇ、冴えてるぜぇ、って、おめえが思ってるだけだろ。

何より、楽しく明るく振舞えているのが、大変心地よい。そう、こうやって演出できれば、役者たちだって、躓きの一歩を越えて行けると思うのさ。

と、まぁ、ランナーズハイならぬ、演出ハイで快適に乗り切った前日リハ、ゲネだった。

って、手前だけ気持ちよく酔っててどうする!

まっ、その成果のほどは明日はっきりするってことだ。

なんとか、この俺の絶頂感を役者にも伝染させて、ノリノリのウキウキで突っ走れるよう、頑張れ俺。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

装置積み込み、たはっ、雨だぜ!

2024-11-23 08:09:14 | 菜の花座
明け方まで激しい雨、たはっ、びしょ濡れで積み込み、搬入立て込みかぁ、なんてこったい、だれだよ心がけの悪い奴は。

と、あれこれ犯人捜しをしながらトラック乗りつけたら、なんとぉぉぉぉ!晴れたぜぇぇぇぇ!
いやぁ、日ごろの行いのいい俺のお陰だな、よっしゃ、雨の来ぬ間に一気に積みこんじまおうぜ。

今回もいつも通りの荷物の多さ、しかも、形の不揃い感、半端なし。なんとか積み込む、達人の本領発揮!あっ、俺のこと。



こ、これって!積んだって言えるのか?ただ荷台に放り込んだだけじゃん!言う奴には言わせておけ。
危なっかしさ満載でも、絶対に落ちない、積み込み&ロープ掛けのテクニックなのさ。



軽トラもこの後さらに階段数個積み増して、出発、到着した時にはずぶ濡れだった、あ~ぁ。

気持ちを入れ替え仕込みに入る。途中、ヤバヤバ!の出来事もあったが、まっ、それも菜の花座でしょ、と気楽に構えて仕切り直し、午後には舞台の仕込みも終了した。相変わらずのスローペース。

本公演の照明で一番の難題、ベランダから見える鬱蒼とした森をどう表現するか?これはITOという灯体を利用して、見事課題を解決できた。


スマホがピクセル8Aになってカメラの性能上がったから、背景の森が写り過ぎちまってるけど、そこは照明さんの手で巧みにシーンに仕上げてくれるからご心配なく。

立て込みのトラブルの他、今回は照明さん二人が、試練の独り立ち!をしたせいもあって、退館時間ぎりぎりに色作り完成という綱渡りだったが、まっ、明日も一日あることだ、焦らず苛立たず仕上げて行こう。
役者たちも役を自分のものにしつつあることだしな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都から助っ人?

2024-11-22 22:58:58 | 菜の花座
暇だなぁ、なんて言っちゃいかんよ。
菜の花座の舞台に立ちたくて、京都から来るってんだから、その熱意と意欲と実行力と執念と、そう、あらゆる賛辞を送って歓迎しなくっちゃ。

本番前の1週間、こっちに泊まり込んで稽古に専念している。



よっぽど俺の書いた台本に惚れ込んでるんだな、って、違うって、菜の花座で芝居するのが楽しくって仕方ないからなのさ、もちろん、終演後の打ち上げも含めてね。

数年前まで単身赴任の米沢でプラザのシニア演劇学校に通ったのが病み付き、終了後即座に菜の花座入団、幾つもの舞台で味のある役どころを演じて来た。

特に音楽、楽器ならなんでもござれ、本職はサックスらしいんだが、『流れ旅 赤い夕陽の』では、戦地慰問芸人の一人として、アコーディオンを演奏してくれた。それも、初めて手にした楽器って!もはやその才能は玄人、天才の域だ。ちょっとほめ過ぎ。

今回『蒼き森の館』にも当初から是非出たいって申し出を受けたんで、彼が活躍できる役とシーンを用意した。大切な道化役で、とても重要なシーンなんだが、登場はそれ一つ、前後につながりがまったくないって設定で書いた。1週間で追いつかなくちゃならんからね。

館に住み着く霊を払う地元の法印様という突拍子もない役柄だ。持ち味を生かしてコミカルに描き上げてある。

まっ、こういう臨機応変、融通無碍の作劇てのは、得意なんでね、せいぜい羽目を外して自分もお客さんも楽しんでもらおうと思ってる。

残念なのは、現在肩を故障中とのことで、カーテンコールダンスには参加できないんだって。が、これって公演終わった後に、さぁて無事終わった思いっきり飲むぞぉ!、って、諸手を上げて万歳するんじゃないか?なんてツッコミ入ってたっ、俺が突っ込んだんだが。

まっ、こういう軽口がお似合いの明るい人柄、だから、その熱意とともに、団員すべてから愛されているんだがね。

今週の稽古は、法印様の登場シーンは特別枠、連日時間を掛けて絞られている。
さぁ、本番じゃ客席に笑いの渦を巻き起こすことができるかどうか?
美味い酒が飲めるかどうか?
胸を張って京都に帰れるかどうか?

稽古、稽古、稽古あるのみ!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あっ、いかん!タイヤ交換だっ

2024-11-21 08:58:35 | 暮らし
これだからなぁ、安心ならんのよ。
前日の暖かさから、いや、ついさっきまでのポッカポカから、すーっと気温下降、なんだか気温下降曲線が目に見えるような下がり方だ。

これだから、のんびり穏やかな冬だぁ、なんてのんびりしちゃおれんのよ。

この先、ずっと低温続き、しかも、今夜は初雪かも?なんて予報出てるぜ、うわっ、急いで冬タイヤに交換しなくっちゃ、夜は菜の花座の稽古だからさ。

慌てふためいてプリウスのタイヤ交換したのが、一昨日、昨日は神さんのワゴンR換えて、一安心。

いや、待てよ、菜の花座公演の仕込みに軽トラックも使うんだよな、それも、雪名所?の玉庭の往復があるんだった。
玉庭を甘く見ちゃならんぞ、積雪で20cmは違うからな、平場の小松で降って無くても、彼の地じゃ吹雪!そんなのいつものこと、装置運搬途中で立ち往生、なんて嫌だからな。

よしっ、ちゃちゃっと換えちゃおう。
なぁに簡単だ、タイヤ3本交換すりゃいいんだから、へっ?

スタッドレスタイヤ1本穴開いちまってるのさ。3本換えればいいんじゃねえの、冬はほんどん乗らないんだし、老い先知らず、あと何年使うかもわからんのもの。

どこにジャッキ差し込みゃいいんだ?



まさかスプリングにゃ当てられないから、不安定だけど、ここか?
ジャッキアップしながら、ちょっと怖い。

慌てず急げ!


この交換用ロングレンチが手に入って、作業一気に楽になった。強度と締まり具合が心配だったが、なんのすでに3シーズン、事故なくタイヤ交換済ませてるからね。

駆動の後輪は当然スタッドレス、前の右、つまり助手席下は夏タイヤを付けっ放し、ここが一番スリップの可能性低いんじゃないか?って、なんてこたぁない思い付きだけど。

雪道でのカーブとかブレーキは気をつけることにして、3本交換、よしっ、あとはガソリンスタンド行って、タイヤの空気圧を調整してもらえば、雪の玉庭仕様、完了だぜ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怖いよなぁ、そりゃ怖い

2024-11-20 09:58:40 | 社会
兵庫県議の竹内英明さんが辞職したって!



理由がやり切れない。
相次ぐ脅迫行為に、恐怖に慄いた奥さんが竹内議員に辞職を迫ったって。

あぁ、悪徳ドラマでよくあるやつ、当人よりも家族を締めあげて狙いを達成するっての。おい、娘が可愛くねえのか?って。

脅迫したのはN国立花たかしと唆された狂信的支持者たち。
竹内議員は、百条委員会で鋭く斎藤知事の行動を追求していた人だ。

N国立花とその一派、もはや半グレだな。
生半可頭の頭の良さで、法律の隙間や穴をついて来るから始末に悪い。悪質、陰湿!

脅しに耐えているのは、他の議員たちや斎藤への反対表明した他の市長たちも同じらしい。

いや、果敢に真実を追求すべき記者たちもビビってるって話しだ。
街頭演説の取材では、親衛隊?らしき強面のオッサンたちから、何しに来た、帰れ、帰れっ罵られたらしい。
斎藤が勝ってしまったので、記者会見等でも、ほとんど核心を突く質問が出せず、いよいよ萎縮が進んでいるらしい。

SNSで白を黒と言いくるめることが可能になったことも恐ろしいことだが、誹謗中傷の投稿が殺到し、あからさまな暴力が政治や選挙の場を席巻し始めたこと、荒々しくすさんだ時代の幕開けのように感じる。

白はどこまでも白だ、と主張し続けるには、圧倒的罵声、理不尽な暴力、それらがもたらす恐怖に耐えなくてはならないってことだ。

臆病な俺、ビビりの俺、腹括らにゃならんのだぜ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする