明け方まで激しい雨、たはっ、びしょ濡れで積み込み、搬入立て込みかぁ、なんてこったい、だれだよ心がけの悪い奴は。
と、あれこれ犯人捜しをしながらトラック乗りつけたら、なんとぉぉぉぉ!晴れたぜぇぇぇぇ!
いやぁ、日ごろの行いのいい俺のお陰だな、よっしゃ、雨の来ぬ間に一気に積みこんじまおうぜ。
今回もいつも通りの荷物の多さ、しかも、形の不揃い感、半端なし。なんとか積み込む、達人の本領発揮!あっ、俺のこと。
こ、これって!積んだって言えるのか?ただ荷台に放り込んだだけじゃん!言う奴には言わせておけ。
危なっかしさ満載でも、絶対に落ちない、積み込み&ロープ掛けのテクニックなのさ。
軽トラもこの後さらに階段数個積み増して、出発、到着した時にはずぶ濡れだった、あ~ぁ。
気持ちを入れ替え仕込みに入る。途中、ヤバヤバ!の出来事もあったが、まっ、それも菜の花座でしょ、と気楽に構えて仕切り直し、午後には舞台の仕込みも終了した。相変わらずのスローペース。
本公演の照明で一番の難題、ベランダから見える鬱蒼とした森をどう表現するか?これはITOという灯体を利用して、見事課題を解決できた。
スマホがピクセル8Aになってカメラの性能上がったから、背景の森が写り過ぎちまってるけど、そこは照明さんの手で巧みにシーンに仕上げてくれるからご心配なく。
立て込みのトラブルの他、今回は照明さん二人が、試練の独り立ち!をしたせいもあって、退館時間ぎりぎりに色作り完成という綱渡りだったが、まっ、明日も一日あることだ、焦らず苛立たず仕上げて行こう。
役者たちも役を自分のものにしつつあることだしな。
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