全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

3校目、でもラストではない。

2006-08-05 05:49:45 | 気になる 大学研究

 毎日講読している「よみうり教育メール」の2006.08.03(vol.1470)に、『小樽短大が学生不足で経営難、民事再生法を申請へ』とあった。

 小樽短大などを運営する学校法人小樽昭和学園(赤坂勝理事長)は、同短大が学生数減少で経営難に陥り、札幌地裁に民事再生法の適用を申請する方針を固めたとあった。負債総額は約3億5000万円とあった。

 公務員で高校の先生である僕には、私立学校という法人を運営する上で負債が3億5000万円というのがどれほどシリアスな数字なのか見当がつかない。でも、各学年の定員140人に対して、今年度は1年生が33人(充足率23%)、2年生が41人(29%)といずれも大幅に定員割れしている。このことの尋常でないこと、深刻さは理解できる。定員割れ(過半数割れ)で国の私学補助金が交付されない状況が数年続いていれば財務状況が悪化する。

 幸い法人を引き継いでくれるところがでているようだが、前途多難だ。まず、在校生を卒業させること。だめならば幕引き。そんな気がする。


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