以前取り上げた、AFLもUIFも、リーグ自体の運営(存在)が、老舗NFLと比較するとどうしても安定してるとはいえないようだ。このためか、リーグの合従連衡も起きているし、加盟チームのリーグ間移動もある。また、個別チームもフランチャイズ地域の人気に左右され、休止・倒産が避けられないようだ。
日本では、プロ・アマ(セミプロ)問わず、リーグ間移動などということは、bjリーグ(新潟、埼玉や今年移動するOSG)以外はこれまで僕の知る限りあまりなかった。アメリカではインドアフットボールリーグだけではないけど、新興スポーツリーグではそれが起こりうる。まあ、プロスポーツも興業(人気商売)である。他のビジネスと同じで、人気がない or 弱いと、チーム(売上不振店舗)が閉店になったり、フランチャイズ本部と折り合いが悪ければ、リーグを移動することもあるのだろう。ダイナミックといえばダイナミックだ。
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CIFLは2008年シーズンは以下の2カンファレンス、4地区に全部で15チームがある。
Atlantic Conference / East Division
Chesapeake Tide
Lehigh Valley Outlawz
New England Surge
New Jersey Revolution
West Division
Flint Phantoms
Marion Mayhem
Rochester Raiders
Saginaw Sting
Great Lakes Conference / East Division
Fort Wayne Freedom
Kalamazoo Xplosion
Miami Valley Silverbacks
Muskegon Thunder
West Division
Chicago Slaughter
Milwaukee Bonecrushers
Rock River Raptors
ニックネームの分析をしてみた。
可算名詞の複数形を使っているものが6チーム。
Bonecrushers(骨を砕くもの)
Outlawz(無法者)もzを使っているが、複数形と見なせる。
Phantoms(亡霊)
Raiders(襲撃者)
Raptors(猛禽類)
Silverbacks(背中に白い毛の生えている雄ゴリラ)
可算名詞の単数形を使っているもの
可算名詞・一般名詞
Revolution(革命)
Sting(ハチの針)
Thunder(雷、ロゴマークはサンダーバードかな)
Tide(上げ潮・潮流、チェサピーク湾の潮流かな)
Xplosion(explosionならば、爆発)
通例単数形で使うもの
Surge(群衆の殺到)
一般名詞・不可算名詞
Mayhem(破壊行為)
Slaughter(大虐殺)
抽象名詞
Freedom(自由)
UIFのBeefのように、日本語人(あくまでも僕だけね)に理解不明なものはないと思う。1チーム7名編成のフットボール。見てみたくなった。