この前の求人の話(2008.01.14、「求人(派)」)のつづき。
株式会社神明マタイという会社から、求人票をいただいた。主要事業、『米穀、小麦粉、砂糖、その他各種食料品の製造加工、輸入並びに販売農薬・防虫剤の買入販売』の会社だ。大変申し訳ないが、事業内容よりも、進路指導部では会社名の方に話題がいってしまった。
神明って? マタイって? なに?
悪い癖だと思うのだが、どんな会社なのか来歴を調べてみた。両方とも、自分の勉強不足は棚に上げてしまうけど、あまり見かけない名前・名詞なのだ。
株式会社神明マタイのウェブサイトによれば、以下のように書かれていた。
『株式会社神明マタイは、日本マタイ株式会社の食糧事業を会社分割し、株式会社神明の資本を得て、新たに設立した会社です。』
それじゃ、株式会社神明を調べなくてはいけない。
この会社は、明治時代に神戸で創業した精米会社。昭和47年に現在の名称になっている。『神明』というのは、『神戸』と『明石』地域を指す言葉のようだから、地元の名前を使ったのかな。
次に日本マタイ株式会社だが、マタイがわからなかった。まさか新約聖書のマタイでもなさそうだし、見当が付かなかった。同社のウェブサイトの企業情報のページに、社長の挨拶が掲示されていた。
『当社は1947年日本麻袋株式会社として創業後半世紀にわたり「容器事業」と「食糧事業」を2本柱として、お取引先をはじめ関係各位より多大なご支援をいただきながら発展してまいりました。』
麻袋でまたいなのか。まあ、『有袋類』とかで袋を『たい』とは読むけれど、麻袋は『あさぶくろ』って読まれそうだなあ。。。
1947年といったら、昭和22年だ。会社の沿革を読んでみたら、10年後の昭和32年に、『日本マタイ株式会社』に名称を変更している。やっぱり、電話なんかで、『にほんあさぶくろさんですか』とか聞かれたり、『またい』の説明が大変だったのかな。
いろいろ考えさせてもらいました。ちょっとした企業研究ができてしまった。勉強になりました。
m(_ _)m