昨年末のニュースについて。
産経新聞によれば、平成18年度に精神性疾患で病気休職した公立学校教職員数。
…4,675人(対前年比497人増)、14年連続で過去最多を更新。
…精神的疾患による病気休職は4連続で前年度比1割以上の伸び。
精神疾患による病気休職者は、休職者全体に占める割合も初めて6割を超えた。
他の新聞のウェブサイトも調べてみたが、この10年で3.3倍になっているというデータも出ていた。昨年度1年間に病気で休職したのは、全教員の0.83%にあたる7,655人。うち、精神性疾患による休職者も全教員の0.51%になる。200人に1人以上が心の病で学校を離れた計算になる。
'03年度からは毎年400~600人ペースで増え続けている。
自分の勤務している学校を含め、屋上に上がって近所を見渡して目に入る小中学校に、大体1名は心の病による休職者がいる勘定になるのかな。
文科省
「生徒、保護者、教員間での人間関係や、勤務の多忙化など複雑な要因が絡んでいるのではないか」
「年齢別の統計はない」としながらも、、、
〈1〉職場の人間関係などになじめない新人教員
〈2〉私生活や自分の健康に問題が出る40~50歳代
---などが悩みを抱えやすいと分析している。
分析は結構だ。多忙化を緩和する政策、予算をつけてくれ。