Do you know AMeDAS, UrEDAS, and Fogos?
AMeDAS / Automated Meteorological Data Acquisition System
(地域気象観測システム)
一般的にはアメダスと呼ばれる。字句通り訳すと、「自動(化された)気象情報獲得システム」だろう。aquisitionはacquireの名詞形。観測と訳すのは、ちょっと無理矢理な感じである。
UrEDAS / Urgent Earthquake Detection and Alarm System
(早期地震検知警報システム)
一般的にはユレダスと呼ばれる。urgentは「緊急」だろう。
一つめはかなり有名。二つめはあまり知られてはいない。
英語圏では何かの名称をつけ、その頭文字を単語にすることがある。これをアクロニムという。複数の単語から構成される語の頭文字をつなげて作り、実際存在する単語と同じように発音されるものをいう。でも、これは結果的にそう読めるものと、あらかじめ〇〇〇というアクロニムを作り、それに無理矢理構成単語を設定しているのかなと思えるものがある。上記二つはどっちかわからない。
現在のPCの標準OSであるMS-Windows。この前のOSはMS-DOSだった。これは通常、えむ・えす・どすと読まれていた。MicroSoft Disk Operating System、マイクロソフト社製ディスク(フロッピーディスクで供用される、オペレーティングソフト・基本ソフトウエア)の意味だった。これなどは後者(DOS)だけがアクロニムだ。
日本(日本語)で使われている、英単語っぽいアクロニムには、単語として読めることに加えて、「こんなものなんですよ」という、隠された(隠れていない場合もある)メッセージを込めているものもある。明らかに、上記のアメダスとユレダスはそれらを含む例であると思う。
AmeDAS:気象庁なので、やっぱりお天気関係…「雨」
UrEDAS:地震検知なので…「揺れる」
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埼玉県の県立学校の業務用PCが、このほど更新になった。僕にも一台東芝製ダイナブックが支給された。情報セキュリティーシステムは、Fogosという名前だ。何の頭文字かわからない。ひょっとすると、固有名詞なのかな? でも、「保護する」にも思えるし。
…今度情報管理担当に教えてもらいに行こうかな。