全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

「めざましテレビpresents 高島彩のつながるわ~るど」~世界に届いた!ぼくらのミライデアート~

2010-01-11 18:37:04 | 全英連参加者 2010

 ...を、見た。冬休み2日目の12月30日放送。出演は高島彩フジテレビアナウンサー(当たり前か)である。あんまり古くなるとまずいので、そろそろ感想をアップ。

 平成20年も12月末に高島アナウンサーをアンカーパーソンに番組を放送していたなあと思いながら、最後まで見た。今回は「環境」をテーマに、子供たちと地球について考える番組だった。12月7日からデンマーク・コペンハーゲンで行われた、温暖化防止をテーマとした国際会議COP15を、高島アナが訪問していた。
 デンマークの自転車事情がおもしろかった。前輪2・後輪1の3輪自転車が40万円というのは、相当びっくりの価格。

 去年も思ったのだが、高島さん、朝の顔である。

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エポックメイキングな映画

2010-01-11 06:10:13 | 全英連参加者 2010

 子どものころからSFが好きだった。古い言い方をすると空想科学小説(サイエンス・フィクション)や、空想科学マンガが好きだった。仮面ライダーやサイボーグ009が僕のお気に入りである。お正月、親にゴジラ映画(怪獣映画)を見に、映画館へ連れて行ってもらうことが、冬休みの楽しみだった記憶がある。アルバイトをして、SF映画を映画館で見るようになったのは、高校生になってからだった。

 昨年12月にAVATARを見た時、これはすごいと思った。英語で映画を見に行くことを、慣用的にgo to the movies(正確には映画館に行く)というが、(映画を)見るは、seeである。でもこの映画は、seeではなく、feel(感じる)かbe in(そこにいる)だと思った。そして、これはブレークスルーだろうと考えて、ブログに書いた。冬休み、何であんなにぶったまげたのか、考えてみた。

 映画はVFXを見るためにあるのではない。VFXはあくまでも物語を補強する舞台装置。それはオープンセットやマットペインティング、ミニチュア、小道具と同じである。VFXに使われるCGも、出始めの頃は、「これはCGを使っています、ど~だ凄いだろ~」と、目立っていた。見ていないので何とも言えないけど、トロン(1982年)はCGを見せる映画だったように思う。
 でも、VFXを見せるのではなく、VFXを使い見せることが当たり前になり、目立たなくなった。アポロ13(1995年)あたりから、VFXが当たり前になりすぎて、実写かどうかほぼわからなくなっていると思う。VFXに過ぎないCGを前面に出して、おおコケしたのはファイナルファンタジー(2001年)だろう。大事なのはやはりストーリーであることが証明された、残念な結果だと思う。
 AVATARは、映画が始まってしばらくは、目の前にあるものがはっきりCGキャラクター・3Dなのがわかる。でも、すぐに気にならなくなる。それらは異境と異形の者たちの姿で、ストーリーを構成している。CGキャラクター・3Dがちゃんと舞台装置と登場人物等になっているのだ。その点で、VFXを使い見せることをわきまえている。俳優もCGキャラクターになり、背景世界の中で生き生きとしている。キャラクターはCGアニメではなく、俳優の動き、表情をエモーションキャプチャーで読み取り、再現している。まさにアヴァターである。このこと自体、従来の映画とは違う作品である。そして観客も、その場(その中)に居ることができた。だから僕はAVATARを見たとき驚いたのだ。そう思った。
 …まさにエポックメイキングな映画である。
 これはお世辞ではない。

 SF等で映像がすごく、今まで見たことがない世界、そこでの物語を見せられたと思う作品をちょっと思い出してみた。こんな感じになる。
 1978年 スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望①
 惑星タトウィーンに沈む二重太陽がきれいだった。
 1980年 スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲
 1983年 スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還②
 1991年 ターミネーター2
 T1000(液体金属)の映像がすばらしかった。
 1993年 ジュラシックパーク
 恐竜が水辺にいるところ。
 1995年 フォレスト・ガンプ 一期一会
 ガンプとケネディー大統領の握手
 1997年5月 同・エピソード4特別編
 1997年7月 同・エピソード5特別編
 1997年7月 同・エピソード6特別編
 1997年 フィフス・エレメント
 コベン・ダラスの住む街の様子
 1999年 スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス
 ジャー・ジャー・ビンクス(フルCGキャラクター)
 1999年 マトリックス
 やっぱり、弾丸をよけるところだろう。
 2002年 スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃
 CGのヨーダ
 2004年 アイ,ロボット
 ROBOTの歩き方がASIMOそっくりである。
 2005年 スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐
 ルークとレイアが養父母に育てられる、それぞれの惑星が美しかった。
 2005年 ALWAYS 三丁目の夕日
 建設中の東京タワー
 2006年 SUPERMAN RETURNS
 普通に空を飛ぶスーパーマン
 2007年 トランスフォーマー
 自動車が変身するところ。

 どれをとっても、物語の世界を広げている舞台装置としてのVFX・CG(CGキャラクター)が、それぞれ一時代を画したものだと思う。作品世界をほぼフルにCGで描いたものは、ST新3部作かな。それもすごかったが、AVATARはそれを超えたと思う。
 最初のStar Warsから30年、次のびっくりは何だろう。

***** *****

 ①②の公開時タイトルはそれぞれ以下の通り。
 ①(たしか)From the Adventure of Luke Skywalkerから、「ルーク・スカイウォーカーの冒険」という副題が、ノベライゼーションにはあったと思う。1978年公開時、副題はなかったんじゃないかな。ちょっと自信はありません。
 ②変更前は「ジェダイの復讐」
 ①は特別編公開時、②は2004年に変更になった。

***** *****

 2009.12.26、「AVATARを体験した。

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