メモ用紙、カレンダーの裏を使っている。
家のカレンダーや学校のHR・準備室のカレンダーを月末に集めて、ハガキ大に切って使っている。普段ならば、これまでの経験では、集めた分が次の月までもつものだった。でも、10月も11月もそうならなかった。なぜか、、、
インフルエンザのせいである。
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僕は比較的早く職場に行く方である。朝、授業やHRの準備をしていると、7時半ころから欠席の連絡がひっきりなしだった。
←だいたいこんな感じでメモをして、担任机上に置く。
別に係が決まっているわけではないが、お互い様。普通の仕事である。これが1日に4、5枚である。すさまじい状態だった。
(もちろん電話を受けているのは僕だけじゃない。どれだけ発症者が多かったか、その場にいないとわからないかもしれない。)
なぜ、ここまで多かったかというと、発症者も多かったが、それに加えて、とにかく疑いがある場合、病院に行ってもらったからである。
県教育委員会・校長の指示で、「新型インフルエンザ」の疑いがある場合、病院に行き、そのことを診療費の支払いレシート、または処方された薬(タミフル・リレンザ)がわかるものを後日担任経由で係(養護教諭)に提出できれば、出席停止扱いとすることになっている。まず電話で連絡をもらったら、そのように保護者には伝えた。診断書、治癒証明書等は求めないで対処することも伝えた。
「新型」の疑いがあり、通院しても検査で陰性の診断を受ける場合もかなりあったが、その場合、当日は欠席扱いとせず公欠扱いにした。欠席するのがいやで、無理に学校に来られても困るからだ。これは、検査で陰性になるものが、翌日はホントに発病することが多いことがある程度わかっていたからである。
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メモ用紙の減り方でも、今回の新型インフルエンザ禍のすさまじさを感じられた。大変な2学期だった。