以前取り上げた、京都市立洛陽工高と同・伏見工高を統合再編して、平成28年4月に開校の学校名が「京都工学院高等学校」(きょうとこうがくいん・こうとうがっこう)と決定した。6月ごろ調べていたのだが、なかなか書く機会がなかった。
「京都市立新設高校・校名公募の結果について」というPDFを読むと、「洛陽」「伏見」という言葉を用いる意見も見られたが、予想通りどちらかに偏ることを避けるためは使われなかったようだ。最近はやりのキラキラネーム系のカタカナ、ひらがなも避けている。既設校の共学化、学科再編等を契機とした改名で用いられることがある「館」や「舎」も不使用。地名の「京都」と「工学院」という名称である。王道を行くというと褒めすぎだが、苦心の跡が見れる。落とし所としてはいいのではないか。
埼玉県の県立高校の先生が応援して、どうなるものでもなかろう。でも、新校、いいスタートが切れるますように。
ラグビー部もガンバレ。