全英連が昭和女子大学を会場にするのは50回大会以来だ。今日は短大が推薦入試日らしい。
都会(世田谷区)だが、とても静かでいいキャンパス。受付開始まで、ちょっと散策させてもらおう。
11月15日、Yahoo!のニュースに小さい記事が出ていた。
それは、関西の「つくば」である関西文化学術研究都市に、開設を計画していた「関西科学」大学が、平成19年度当初の設置申請を取り下げたという内容だった。埼玉県の高校教師にとっては、特別何の関係もないことのようだが、学校法人でもこんなことが起き始めたのかと考えるとちょっと深刻だと思った。
昨年度、平成18年度開設をめざし学校開設(新規)の申請を出した大学(大学院大学)のいくつかが、開設申請を取り下げたり、申請が却下されるという、あまりカッコのよくないことがあった。でも、今度のケースは既に学校(大学・短大)を持っている学校法人が出した申請が取り下げられるということである。どうしても計画の具体化が出来ないような見込み違いが起きたのだろう。そう思った。
京都新聞のウェブサイトによれば、設置申請の取り下げは11月17日。取り下げ理由は、大学設置準備室によれば「諸般の事情」のためらしい。文部科学省のウェブサイトに出ている申請内容などを読んみると、同大学は、スポーツ科学部・看護学部の2学部を計画していた。同省ウェブサイトには次のようなことが掲出されていた。
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設置者(開設申請をした組織) 学校法人奈良学園
関西科学大学
・スポーツ科学部(スポーツ科学科) 定員200人
・看護学部(看護学科) 定員120名
この開設を見込んで。同法人の持っている奈良文化女子短期大学の以下の学部を廃止する。
・環境教養学科 定員50人
・幼児教育学科第三部 定員80人
・衛生看護学科 定員80人
・福祉学科 定員80人
廃止する学科の定員合計290名(平成19年4月学生募集停止)
これにともない、平成19年4月から名称変更予定として、奈良文化女子短期大学幼児教育学科第一部を関西科学大学短期大学部幼児教育学科に変更するとある。同短大のウェブサイトを見ると、この学科は定員100名である。
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設置認可が前提の募集停止予定。申請を取り下げて、来年度も募集しますと言えるものだろうか。普通に考えれば、集まらないから募集をやめるのだろう。この学校法人の大学設置計画は進むももどるも茨の道である。大学を作るために290名の定員枠を廃止で確保して、320名の新大学(新学科・学部)を構想。でも、集まる見込みがなかった…この法人は短大の他、奈良産業大学、奈良学園中学高校などがある。系列学校の経営にも何らかの影響があったのかもしれない。
その後、Google ALERT経由で、もう少し詳しいことがわかってきた。以下は21日付奈良新聞ウェブサイトの情報である。
文部科学省に提出した書類に事実と異なる部分がある。
…簡単に言うとウソをついてしまったということだ。
同省から「虚偽書類で認可は不可」との指摘を受けた。
…文科省にウソがばれたと言うことだ。
12月下旬に予定していた公募推薦は中止。
…存在しない学校に入試はあり得ない。
大学設置を決めた今年4月の理事会(10人)で、既に死亡するなどしていた理事2人を「欠席」として議事録に記載。新任の理事2人が出席していたにもかかわらず、記載しなかった。
…何じゃこれ。
去年ブログに書いたこと(2005.12.14、「ウソわまずいだろ」)が、実際に起きたことになる。
何か、相当焦りがあると見える。今後、学校法人自体の行く末を注目しなければならない。
こんなの、埼玉にはないだろうな。。。。
運営会社(沖縄バスケットボール株式会社)のウェブサイトを見た。随分「お知らせ」という名前のニュースが増えているようだ。
その中で、おもしろいものを見つけた。「必見!チーム決選投票独自調査」というエントリーで、琉球放送の夕方のニュース番組がそのまま(?)流されていた。例のチームニックネームの投票が話題だった。この前のエントリ(2006.11.16「沖縄にプロバスケを!」)で、つづりがどうなるのかと書いた、「沖縄ティーダーズ」のティーダー(太陽)を、番組ではこう書いていた。
TIDAS
tidaでティーダ(ー)らしい。
。。。phonicsではどうなんだろうなんてことは言わない。一般的な法則こそあるが、英語の発音(特に固有名詞)は、言ったもん勝ちである。まあ、タイダって読まれる可能性は高いと思うけど、これはこれでよさそうな感じ。
なお、番組独自調査では、例の3チーム名候補の結果は以下のようだった。
沖縄アイランダース 15票
琉球キングス 20票
沖縄ティーダーズ 14票
その他 1票
へそ曲がりが1票何か別の名前に入れたようだが、3候補とも拮抗している。もうすぐ投票締め切りのはず。どうなるか楽しみだ。
11月16日、NHKを夕食後何となく見ていた。7時半からのクローズアップ現代が、クリント・イーストウッド「監督」を取り上げていた。クリント・イーストウッドさん。年代によって形容・印象が違ってくると思う。
一番最初に彼のことを知ったのは、『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』、『続・夕陽のガンマン』(1964年~66年)等のいわゆるマカロニウエスタンの主演俳優としてだ。もちろん僕だって、これらの映画をリアルタイムでは見ていない。TVの日曜洋画劇場とかで見ただけだ。寡黙なガンマン。。。そんなイメージ。
しばらくして、例の『ダーティハリー』シリーズ(1971年~)のハリー・キャラハン刑事のイメージは強烈だった。それ以外でも、『ファイヤーフォックス』の演技も僕は印象に残っている。
最近彼を注目した人にとっては、『マディソン郡の橋』(1995年)とか『スペース・カウボーイ』(2000年)の印象が強いのかな。確か、これらは監督もしていたような気がする。一昨年の『ミリオンダラー・ベイビー』、そして今年の『父親たちの星条旗』や『硫黄島からの手紙』では、完全に監督のイメージ。
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クリント・イーストウッドさんはアメリカではある時代を代表する俳優だ。今から15年くらい前、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』が公開された。彼はこの映画に“登場”している。
1955年にもどった主人公マーティーは、1885年に飛ばされたドクを助け出すため、タイムトラベルを試みる。1885年にとけ込むように、いわゆるウエスタンの格好をするのだが、1955年のドクの用意した格好は、全くおかしなものだった。確かマーティーはこんなことを言っている。
ドク 「フィットしているか。
マーティー 「クリント・イーストウッドはこんな格好していないよ。
ドク 「クリント、WHO?(クリントってだれだ。)
マーティー 「そうか、まだ有名になっていないんだな。。。
1885年にタイムトラベルをしたマーティーは、自分のご先祖さまに助けられる。そこで彼は、本名を明かせないから、偽名を使うことになる。
"...Eastwood... Clint Eastwood."
よく考えたら、クリント・イーストウッドさんも自分の名前を使われることをOKしたのかな。。。
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インタビューを見ながら考えた。いい年の取り方をしているって。素直にカッコいいと思った。
インタビューのクリント・イーストウッドさんの発言は字幕ではなく、吹き替えだった。たぶん野沢那智さんだと思う。彼の吹き替えは山田康夫さんのはまり役だった。そんなことも思いだした。
古くさいいい方だが、メガトンクラス、超弩級のインパクトだろう。
NHKの報道によれば、11月20日、慶應義塾大学と共立薬科大学が再来年の4月をめどに合併協議を開始することが明らかになった。
合併は共立薬科大学側が慶応義塾側に持ちかけた。
慶応義塾大学が20日の評議員会で、再来年の4月をめどに合併する方向で協議を始めることを決めた。
慶應義塾大学
大学院が11研究科、学部が9学部 学生数32000人あまり。
共立薬科大学
薬剤師を養成する単科大学。4年制薬科学科と薬剤師養成のための6年制薬学科がある。76年の伝統。
この合併で、共立薬科大学の薬学部がそのまま、慶応義塾大学の薬学部(6年制+4年制)と大学院薬学研究科になる。キャンパスは現在は共立薬科大学は港区だったと思うけど、一部藤沢に移るのかな。
いずれにしてもこの合併はスゴイ。
10日~12日、さいたまスーパーアリーナを会場にNew Education Expo 2006 in SAITAMAというイベントが開かれていた。英語教育・情報教育に関係あるセミナーがあったので、勉強に出かけてきた。この中で、県内のSELHiに指定された3高校の計画・実施状況の発表があり、発表に対して感じたことを書こうと思う。
今回僕は若干批判的である。
発表は、南稜、伊奈学園、春日部女子各高校のSELHi担当の先生方からあった。
南稜に関しては前回ブログにもいろいろ書いた(2006.10.21「SELHi, NANRYO Upper Secondary School」)ので省略する。
伊奈学園総合高校は、ネゴシエーション能力の育成という観点からの授業展開改善、計画の進捗状況の報告があった。同校は平成17年度入学生全員を対象にこのプロジェクトを動かしていて、今年が2年目。2年次以降にOral Communication IIを履修する生徒が、卒業時どのようなネゴシエーション能力を身につけることになるのか。これは英語力の問題と言うよりも、理論的な思考力などを含め、母語の力の育成と不可分なことだろうと思う。どのような形になるのか、勤務校の比較的近所の学校なので、来年度是非見学などに行きたいものだと思った。
春日部女子高校は、今回が公の場において初の状況報告になる。僕はこの学校の実施計画が文部科学省のウェブサイトに4月に掲載されてから、非常に興味を持っていた。今年度埼玉県でSELHiに新規指定された学校は以下の3校である。学校名と研究課題は以下のとおり。並び順は文科省資料による。
【埼玉県立蕨高等学校】
日々の授業における、大学でも社会でも通用する高い英語力の育成のための指導方法の研究開発-ネイティブの英語とわたりあえるリーディング力・リスニング力の育成-
【埼玉県立松山女子高等学校】
国際的な視野を持ち、国際社会に貢献できる人材を育成するため、実践的コミュニケーションの手段としての英語運用能力を身に付けさせるための指導方法の研究開発
【埼玉県立春日部女子高等学校】
中高英語のギャップを埋め、生徒のモチベーションを高める英語基礎力指導についての研究-中高間の効果的ブリッジ指導について-
最初にこの研究課題を見た時、正直に言って、これはSELHiに指定される学校の研究課題なのと感じたことを覚えている。今回この点に注目をしてセミナーに参加したのだが、やはり疑問符が取れなかった。
発表を聞き、僕の頭で理解できたことは、同校のSELHi指定は…同校は外国語科設置校であるのに…対象学科(生徒)が、普通科(生徒)の教育実践であること。生徒の英語学習観(英語学習へのNeedsやWants)の検証、中高の英語学習の違いから来る生徒の学習上の躓き、とそれ対応するための授業改善であること。
SELHiだから、外国語科を核にしなければならないとはいわない。でも、外国語学科(生徒)が指定外というのもかなり不思議な感じである。また、中高英語のギャップを埋めて、スムーズな高校英語への導入がテーマでは、普通の学校か、ちょっと勉強が苦手な生徒が多めにいる学校である。同校は旧制女学校の伝統を引き継ぐ、間違えても普通の学校ではない。同じ県立高等学校の教師として、同校がなかなか現在では、ぶっちりちといえるほどの進学実績を残すことが出来ない場合もあることは、充分わかっているつもりである。発表者は本音の部分をはっきり言わなかったが、同校でも同一学年内で英語力(学力、モチベーション)にかなりの差が存在することは間違いないだろう。その改善をめざす意義もわかるし、必要だとも思う。でも、これはSELHiの研究テーマで全面に出てくるようなものではないだろうと感じた。埼玉県には県立高校進学指導アドバンスプランというものがある。読んで字のごとくの研究なのだが、実態としては英語を核に学習にてこ入れと言われるような印象だった。
…現に僕もそう感じている。
『英語が使える』の意味が、何か『読めて、意味がわかり』に収斂しているような印象だった。
3年後にどんなものになっているのか、興味深い。出来ればこのブログに僕が書いたことを蹴散らすようなスゴイ研究成果が実ればいいのだが。
さあ、後は蕨高校・松山女子高校の発表を待つのみだ。