久しぶりに帰宅して門の扉を開けると、何と花も雑草も一斉に、まさにのーびのびと育っているのがパッと目に飛び込んできました。半月ぶりの庭はまるでよその庭・・・みたいでした。
5袋も頂いた「クリムソンクローバー」の種。いたるところにばら撒いていたのであちこちでびっしりと穂状の花を付けて留守中の庭を賑やかにしていました。切り花に使えるほど背丈が伸びています。
お隣さんから頂いたオダマキの苗が2年目にやっと花を付けていました。我が家の庭では新顔です。
昔教科書で、静御前が詠んだ「しづやしづ しずのおだまきくりかえし むかしをいまに なすよしもがな」が文中の挿入歌として載っていました。この時はまだオダマキという花を見たことがありませんでしたが、リズムがよく覚え易かったのでよく口をついて出ていました。
静よ静よと繰り返し名を呼んで下さった昔のように義経さまの世にもう一度したいものだという意味だったと思います。もっとも「しずのおだまき」は「繰り返す」の枕詞だとか。
名前は忘れましたが、これもよそからお嫁入りしてきた苗が2年目に咲きました。葉っぱを見ていただけだったので、こんなにきれいな花が咲くとは想像もしていませんでした。これも庭の新顔です。(kazuyoo60さんと花ぐるまさんから花の名は「オステオスベルマム」というコメントをいただきました。それにしても見ただけですぐわかるところがやっぱりすごいです!)
よそのブログで、サフィニアが越冬できることを初めて知りました。冬場はほとんど茎だけになっていましたが、屋根の下に置いていたのでこんなに元気に春を迎えることが出来ました。半月前に出かける時はまだ1輪しか咲いていなかったので感激!何だかとってもいとおしくて得した気分です。