春先にお隣からお嫁入りしてきた「ニゲラ」は5センチほど。細い葉がチドリソウと似ている苗でした。
見たこともない、植えたこともない花。苗の葉と怪獣みたいな名前がマッチせず想像も膨らまないけど、あえて調べないでそのまま成長を待ちました。
5月に入り変化が出てきました。

先ず予想外の可憐な蕾にほっ。「怪獣」ではありませんでした。

蕾がゆっくり開きかけます。

細い葉を後ろに後退させて薄いブルーの花が咲きました。実におとなしい可憐な花でした。

しかし、おしべがばらついてくると、花の色も濃くなり、細い葉が刺々しく広がりました。何か挑戦しているようでドキッ・・・。
この時ようやくネット検索。ニゲラは黒いという意味のラテン語。「クロタネソウ」とも呼ばれるそうです。蕾を覆う糸状の葉は、実は苞。青い花弁に見えるのは顎片。
花後の実はドライフラワーになり、黒い種子は種類によっては香辛料(ブラッククミンシード)になるらしけど、日本で見かけるのにはご用心だとか。とにかく種をとって来年を楽しみにします。

1本の苗から野菜みたいに1m以上伸び、横にも広がり星の数ほど蕾がつきます。およそ可憐な花から程遠い・・。でも切り花にすればおとなしいヤグルマソウです。

塩分控えめな丸ごと玉ねぎのスープです。ブイヨンで30分以上コトコト煮ると、玉ねぎのコクでほんの少しの塩で美味しいスープになりました。
春菊の茎の部分の胡麻和えは、ほんの少しのだし醤油とレモン汁少々、砂糖少々、ゴマたっぷりです。
どれも一皿の量を減らすことで塩分摂取も少なくなります。
夫の早朝血圧もこのところ120台で、前日の調理法がNGでなかったことが証明?されます。
腎臓系の病気でも高血圧症でもないのですが、ドクターの「塩分控えめに」がプレッシャーになっています。