4日目から平熱、体の不快感もなく、昨日の5日目でクリニック指示の外出禁止期間がやっと終わる予定でした。
ところが、夫がコロナ陽性5日後の注意事項を見て、「高齢者等ハイリスク者との接触を控えるように」にカラーペンでアンダーラインをひいて、もう5日間の「隔離生活」を口にしました。
私もマスクも含めて10日間は慎重に行動するつもりでしたが、また個室で5日間隔離か・・・と不満と怒りと情けなさがないまぜに。
一瞬脳が熱くなり不満を口にしましたが、逆らって荒立てることは避け、スリッパの音高く2階へ。
心の声は、6日目からは、夫が時々リビングを出て自分の部屋で過ごし、その間私がリビングで過ごす·····、これくらいの思いやりはあってもいいのではと。
食事の用意以外はほとんど2階の6畳の部屋に居ます。自主的でないから、もう監禁???です。
不満と怒りと不信感は心にしっかり場所を占めなかなか消えそうにありません。
だから、6日目にも2階の部屋の傷のついた机をテーブルにして孤食の夕ごはんです。

陽性中、昼ごはん・夕ごはんを作ったら、自分の分だけお盆に乗せて2階へ。「感染者が作った食事をよく食べるわね」と皮肉を言っても、「食事は接触には当たらないから」と独りよがりな返事。夫には皮肉が届かず、また空振りに!
結婚50数年の夫婦の歴史が凝縮した形で表れるのが今度みたいな時です。外から客観的にみたら、きっと我が家が滑稽に見えることでしょう。
いや、私が俯瞰しても可笑しいと思えるのが、とても空しく悲しいのです。