新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

チームラボ 福岡城跡の光の祭

2018年01月21日 | まち歩き

行くなら「今日でしょ!」という事で、福岡城址の夜の祭典を楽しんできました。
昨年12月から約2か月間、チームラボによる福岡城跡の光の祭が開催されており、今月28日で終わります。
久しぶりの陽気と土曜日という事も相まって、城内でのチケット購入の列は4人並びで200mにも曲がりくねっています。人の光に対する憧れはもちろんですが、チームラボの名声も影響していると思います。夜の城跡はかなり足元が危険。なにしろ光の祭典だから歩道を明るく照らしていては効果がでません。


球形の物体は単調ながらも心に響く音色でゆっくりと色を変えていきます。側にいる子供のシルエットに、卵の中から生まれ出ずる生命体のような神秘さを感じました。


2月は梅、4月は桜が咲き競う庭園に、今は光の色が競演です。


大天守台に上るのもまた行列でしたが、一番高い所に上ると無数の色とりどりの球体が一目瞭然で、光の醸し出す神秘さに酔いしれました。


石垣の空書。空書とは空間に書く書のこと。墨蹟はどんなところに書いても、それが文字でなくても緊張した美しさがあります。


「忘却の石段」。明滅する石段の光は人が近づくと強く輝き音色を響かせます。


大天守台の石垣には「花々が生えた」動物が、左右から行列をなして行き交います。人が近づくと花は散り、動物は消えていきますが、再び両サイドから再生するかのように登場します。

新しく花の動物が登場すると、大人達は「これ何かな?」と思案。子供達は大はしゃぎで花を散らしにかかります。子供に許された夜の時間は格別に喜びに溢れています。
城内にある飲食ブースは1か所だけ。ホットワインを片手にたたずんでいると、自分が光の色の中に投げ込まれた浮遊体のような感じを受けました。
雰囲気がわかるように、デジカメで撮った1分ほどの動画を載せておきます。

https://youtu.be/lneu9-2G5Zg

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