今年の3月14日に撮った「黄泉銀河」。三途の河原から見上げる銀河かなとイメージしたのですが…、
淡交社刊の「新装版 日本の椿花」で調べたら「黄泉銀河」というのはなくて、似た名前であったのは
「黄泉の銀花(よみのぎんか)」。
桃紅色の八重、筒咲き、筒しべの極小輪。松江市のヤブツバキから選別。花期は2~4月。
先端の丸い、細長い花弁には波曲も凹凸もなく、葯の退化した先細りの佗芯と相まって「天倫寺月光」の
八重咲き版とでもいえる。同書に掲載された写真とも似ているので、たぶんそうだろうと。
今年撮った花をアップにしたら傷みが目立つので、ここには2009年4月11日の2輪を引っ張りだしました。
こちらが引き合いに出てきた「天倫寺月光」。松江市の天倫寺で発見されたヤブツバキの枝変り。
昨年の暮にも載せていますので品種説明はそちらで。