

東京・町田市の薬師池公園椿園で4月29日に撮った「唐錦」、名札のルビは“とうにしき”。
手持ちの淡交社「新装版 日本の椿花」と学習研究社「色分け花図鑑 椿」に載っているのは「からにしき」。
一応ネットで検索したら“「唐錦(中部)」桃紅地白覆輪、牡丹咲、大輪”の「とうにしき」がありましたが、
淡桃地に紅の小絞りや吹っ掛け絞りが密に入る八重、蓮華咲きの大輪(「日本の椿花」より)という
「唐錦(からにしき)」のほうでしょうね。

こちらは2010年3月28日に川崎市緑化センターで撮っていた「唐錦」。
名札には「からにしき」とルビを振っていました。

2010年4月11日には横浜市のこどもの国・椿の森でも撮っていました。


そして、こどもの国のデータには2009年4月26日と4月12日の「唐錦」も。
江戸期からの古種で、花期は4月。樹の成長に伴って白、白地に縦絞り、帯紫紅色と、多彩な枝変わり花が咲くがそれぞれの花色に品種名はついていない。(「色分け花図鑑 椿」から)
川崎市緑化センターの白地もこれで納得できました。