今回も2009年12月12日の横浜市・こどもの国で撮影したツバキ画像の整理です。
「金世界(きんせかい)」。紅色、一重、平開咲き、ユキツバキ状しべ、小輪。新潟産。花ははじめ花径3cmほどのキキョウ咲き、剣弁で、咲き進むと5~6cmになるユキツバキ。葉は中型の長楕円形で、濃緑地に黄色の中斑(なかふ)が入る錦葉(にしきば)の一種。花よりは葉に価値のある品種。
花は撮れていませんが、「富士の雪(ふじのゆき)」。ユキツバキ系錦葉の中で優品とされている。中型楕円形、濃緑色の葉に白覆輪が深く入る。色調の対比が美しい品種。
「桃色佗助(ももいろわびすけ)」。紫色を帯びた桃紅色の一重、筒~ラッパ咲きの小輪。雌しべはあるが雄しべは退化し痕跡だけ。1966年に「蕊なし佗助(しべなしわびすけ)」に改名。
「田毎の月(たごとのつき)」。白の一重、平開咲き。中国産ユチャの系統らしいが園芸的にサザンカの一品種とされてきた。
「美濃の誉(みののほまれ)」。桃紅色、一重、抱え咲き。ツバキとサザンカの自然雑種と考えられる。ハルサザンカ。
12月から咲く椿のスライドショーになります。29品種56枚です。
BGMに使用した「美しき天然」「故郷の廃家」はネットの「童謡・唱歌の世界」からお借りしました。(音源:「童謡・唱歌の世界」より)
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