賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

バラ 「シーザー」

2009年11月15日 | バラ
町田市・野津田公園のばら広場から、フランスのメイアンが作出した人名のついたバラを。
  
「シーザー」は1993年に作出した返り咲き性のつるバラ。
花弁数30~40枚の波状弁ロゼット咲きで微香がある。
ピンク色に黄色の覆輪で、咲き進むと白に桃色となる。

「ヨハン・シュトラウス」は1996年の作出。
四季咲き性で花径が9~12cm。大輪種では数少ない房咲きの品種。
花色は、中心がソフトピンクに染まるアイボリー色で、丸弁の平咲き。

2001年作出の「アンドレ・ル・ノートゥル」。
淡杏色の半剣弁ロゼット咲き。素晴らしい芳香があり、コンクールで芳香賞など多数受賞。
花名はベルサイユ宮殿のフランス式庭園の設計者の名前から。

「セリーヌ・フォレスティエ」

2009年11月14日 | バラ
町田市・野津田公園のばら広場からオールドローズを。
  
ノワゼットの「セリーヌ・フォレスティエ」は1842年にフランスで作出。
花弁の多いクリームイエローのロゼット咲きで四季咲き性が強い品種。
5輪くらいの房咲きになり咲き進むにつれ花色は淡くなる。ティー系にフルーツ香を含んだ香りがある。
  
「粉粧楼(フェンジュアンロウ)」は特性はチャイナ系だが分類は不明とされている品種。
球形に近いカップ咲きで、カップの内側は淡い桃色を帯び外側の花弁はほとんど白。
花はうつむき加減に咲き、秋花は色が濃い目にでる。甘く強い芳香がある。

バラ 「アンジェラ」

2009年11月13日 | バラ
引き続き町田市・野津田公園のばら広場から、今回はドイツのコルデス作出のバラを。
 
フロリバンダに分類される「アンジェラ」は、日本ではつるバラとして利用されることが多い。
花弁の基部がやや白色になったローズ色の半八重カップ咲き。微香。
大きな房になり、花つき、花もちが非常によく、春の開花期には一面を花で埋め尽くすそうです。
残念ながら、今回ここで咲いていたのはこれぐらいでした。

ハイブリッド・ティーの「セバスチャン・クナイプ」は白色に近い淡桃色の丸弁ロゼット咲き。
数輪の房になる多花性でつるバラのように枝が伸びる。

「クリムゾン・グローリー」は濃赤色の剣弁高芯咲き。
花弁数が約30枚のハイブリッド・ティー。赤色系の交配親として重要な品種である。
枝変わりに「つるクリムゾン・グローリー」がある。
  
「ゴルトマリー'84」は赤みを帯びた濃黄色で丸弁平咲きのフロリバンダ。
大きめの房になって開花し、春も秋もよく咲く。香りは中香。
以前、ばら広場の表記どおり「ゴールドマリー'84」で載せましたが、参照しているNHK出版の「バラ大百科」の索引で表記変更になっていましたので、それに合せわました。

バラ 「モリニュー」

2009年11月12日 | バラ
11月3日の町田市・野津田公園のばら広場から、デビッド・オースチンのイングリッシュ・ローズを。
  
「モリニュー」。
山吹色のカップ咲きから外弁が開いたカップ&ソーサー形になり、花の中はロゼット咲きになる。
ムスク(麝香<じゃこう>)にティー系の香りが加わった強い芳香で、英国王立バラ協会の品評会で最優秀芳香バラの賞を得ている。
名前はデビッド・オースチン社のあるウルバハンプトンのサッカーチーム、ワンダラーズ・フットボール・クラブの競技場名から。
  
「セント・セシリア」。
アプリコット色のカップ咲きで、咲き進むと中はロゼット咲きに、花色はアイボリーに変わる。
オールドローズ香にフルーツ香が混じった強い香りがある。
流通名は3世紀にローマで殉教した音楽の守護聖人にちなむ。

「エブリン」。
サーモンピンク色の大輪ロゼット咲き。花弁の重ね部分にクリームイエローがのる。
オールドローズにフルーツ系の混じった香りで、名前の由来となったクラブツリー&
エブリン社のバラの香水製品の中に、この品種を材料に使用したものがある。
(品種説明部分はNHK出版刊「バラ大百科」とデビッド・オースチン社のHPを参照しました)

ラ・セヴィリアーナ

2009年11月11日 | バラ
11月3日の町田市・野津田公園のばら広場から。
  
1978年、フランスのメイアンが作出したフロリバンダの「ラ・セヴィリアーナ」。
朱赤の丸弁高芯咲きから平咲きになる。耐寒性、耐暑生ともに優れる丈夫な品種。

耐病性も強いため修景用バラとして扱われることが多い。
ばら広場でもそういう仕立方をしている。
  
こちらは枝変わりの「ピンク・ラ・セヴィリアーナ」で、1984年に発表されている。
(品種説明はNHK出版「バラ大百科」から引用)

トロピカル・シャーベット

2009年11月10日 | バラ
11月3日の町田市・野津田公園のばら広場から。

2003年に小山内健氏が発表したフロリバンダの「トロピカル・シャーベット」。
濃黄色のカップ咲きで、咲き進むと弁端が朱赤に染まる。
  
気温などによって花色が変化し同じ花房でも花色の変化が見られる。
花もちがよく、フルーツ香がある。病気に強く花つきがいいので初心者には格好の品種。
  
「プレイボーイ」はイギリスのCocker氏が1976年に発表したフロリバンダ。
7~9枚の花弁数で一重咲きの花が房になって咲く。香りは微か。
蛍光を発するようなオレンジ色(写真だとピンクですねぇ…)で、花芯に近くなるほど黄色になる。

(品種説明はNHK出版「バラ大百科」から引用)

椿 「加茂覆輪」

2009年11月09日 | 椿・サザンカ
10月30日の町田市・薬師池公園の椿園で咲いてい椿の続き。

このブログで初の紹介となる「加茂覆輪」。花期は10~4月。
淡い桃地に淡い紅紫の覆輪が入る一重、椀咲きで筒蕊の中輪。
臘月の枝変わりで、秋よりも春に咲く花のほうが色が濃くて美しい。
  
「中部雪月花」は昨年12月7日に撮影したもの載せていますが、今年は1カ月以上早いですね。
花期は2月~4月ということなのですが、ここのは毎年早いのでしょうか。

「紅臘月」も昨年11月22日に撮影していました。
加茂覆輪で引用した「臘月」と同じ日に「こどもの国・椿の森」のものを載せています。

椿 「雛鶴」

2009年11月08日 | 椿・サザンカ
10月31日の町田市・薬師池公園の椿園では椿もすでに何種か咲いていました。

「雛鶴」は初の紹介。金沢市の民家で栽培され1945年に発表。
移り白、一重のラッパ咲き、筒蕊の小輪。晩秋咲き。
雛鶴(中部)というのもありましたが、そちらのほうは藤桃色ということです。
  
「わだつみ」は散策路を隔てて2本植えられていますが、どちらも数輪開いていました。
今年の4月に載せていますが、花期が10月~4月ということで今シーズン早くも登場です。

「絞西王母」は西王母の実生で秋咲き。
白地に紅の吹掛絞り、一重の筒・抱咲き、筒蕊の中輪。
(咲いていたよというだけの写真で…)

サザンカ 「旭の海」

2009年11月07日 | 椿・サザンカ
10月31日、町田市の薬師池公園・椿園から。

サザンカの「旭の海」。
昨年は12月5日に横浜市のこどもの国・椿の森の「旭の海」を紹介しました。

薬師池公園の椿園ではさっきのとは離れたところに旭の海がもう一本。
ちょっとピンクのところも見えますが、こちらは白い花でした…。

そして「入日の海」。
検索すると「肥後入日の海」はヒットしますが、「入日の海」だけのものは見つかりません。
肥後入日の海の説明は「鮮紅、弁端が暗紫赤となる、一重、大輪」ということなのですが…。

「花大臣」も昨年12月6日にこどもの国・椿の森で咲いていたものを紹介していました。

サザンカ 「白楽天」

2009年11月06日 | 椿・サザンカ
10月31日に薬師池公園の萬葉草花苑を出てから椿園を回って見ました。
  
何種か咲いていた中からサザンカの「白楽天」。
白色の一重、内弁が立ち上がってねじれる。弁端がわずかに淡紅を帯びる。中~大輪で花期は11~12月。
  
たぶんサザンカだと思う「春の宵」。
ネットで調べてみましたが詳しいことは分かりませんでした。

ホトトギス

2009年11月05日 | 
今回も10月31日の薬師池公園・萬葉草花苑から。

9月に咲き出した「タイワンホトトギス」。
まだまだ盛んに咲いています。

10月になってようやく咲きだした「ホトトギス」もだいぶ咲き揃っていました。

ナス科ナス属の多年草「ヒヨドリジョウゴ」の実。
花期は8~9月。径1cmくらいの白花で5枚の花びらは反り返る。
花のほうは残念ながら見そびれてしまいました。

全草に毛が密生しているつる性植物ということで
10月12日に撮っていたものを参考までに。

リンドウ(竜胆)

2009年11月04日 | 
今年最後の公開日となった10月31日の薬師池公園・萬葉草花苑から。
  
「リンドウ」はリンドウ科リンドウ属の多年草。漢字では竜胆。
長さ4~5cmの鐘型の花は先端が5つに裂けている。花期は9~11月。
  
キク科キク属の多年草「リュウノウギク」。漢字で竜脳菊と、こちらも竜の字。花期は10~11月。
花径は3~5cm。白い花びら状の舌状花は20枚ほど、中央の黄色い筒状花は半球形に多数つく。
花は白から淡紅色に変化する。
(品種説明は日本文芸社「季節の野草・山草図鑑」から引用)

ヒマラヤユキノシタ

2009年11月03日 | 
10月31日。町田ダリア園を出て、この日が今年最後の公開日となる薬師池公園の萬葉草花苑へ。
  
咲いている花は少ないなかで「ヒマラヤユキノシタ」が一株だけ咲いていました。
調べてみると、花期は2~4月くらいということで、そそっかしやさんなのでしょうか。
  
こちらは下の房と上の房を大き目の画像で。
「ヒマラヤユキノシタ」はユキノシタ科ベルゲニア属の耐寒性のある多年草。
原産はアフガニスタンから中国にかけてのヒマラヤ山脈周辺。
丈夫で育てやすく、葉が地面を覆うのでグランドカバーとしても利用できるそうです。

ダリア 「友の面影」

2009年11月02日 | ダリア
生田緑地ばら苑も町田ダリア園も11月3日で公開を終えます。
10月31日はどちらへ行こうか迷いましたが、薬師池公園の
萬葉草花苑がこの日が最終日ということで町田のほうへ。
町田ダリア園は台風20号の影響で花の状態が思わしくなく無料公開になっていました。
受付のおばさんに代わって鎮座していた募金箱に、いくばくかの応援募金を入れてきました。
  
「友の面影」は巨大輪で、風の影響を受けやすいと思われる最上段の花壇にあります。
他の巨大輪が花首の下あたりが折れてうつむいているなかで雄々しく立っていました。
今年は早くから注目していましたが、しびれを切らして「秋田国際ダリア園」のを紹介しました。
公開終了間際になってたくさんの花。町田ダリア園の「友の面影」、ようやく初登場です。
もうちょっと早くこんな大きな花を見せて欲しかったですね。

「優羽」は10月頃から彩りも鮮やかにたくさんの花をつけていました。
茎が丈夫なのでしょうか、風の被害はほとんど見受けられませんでした。

園内3箇所に区画のある「黄式部」。
いずれも状態のいい花が咲いていました。

バラ 「ポンデローザ」

2009年11月01日 | バラ
10月24日の生田緑地ばら苑から。
  
「ペーター・フランケンフェルト」は1966年にドイツのコルデスが作出したハイブリッド・ティー。
ローズ色の整った剣弁高芯咲きで花弁数は40枚以上。花首が太く花もちがよい。微香。
(品種説明はNHK出版「バラ大百科」から引用)
ばら苑の表記は「ピーター…」でしたが、「バラ大百科」のほうの表記にしました。
  
こちらは、作出国や作出年を記したプレートがなく、幹にくくりつけられた名札が「ポンデローザ」。
「バラ大百科」にも載っていないのでネットで検索。1970年コルデス作出。四季咲きの中輪房咲き。
検索ではレモンやトマトの品種のほうが多くヒットし、バラは少なかったのが意外でした。
ローザとあるのにねぇ…。