賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

楊貴妃

2011年05月15日 | 牡丹
町田ぼたん園から。

今年5月4日の「楊貴妃(ようきひ)」。桃紅色で八重の大輪。
当初は、前回の「首案紅(しゅあんこう)」といっしょに中国関連で紹介するつもりでしたが、
前2年間で撮ったままの中国産牡丹がけっこう多かったので別出しということに。

こちらは昨年5月1日の楊貴妃。


名前の感じから、こちらの「淑婉(しゅくえん)」も楊貴妃とともに残していたもの。

同じく昨年5月1日の淑婉も用意していました。

  
何となく上記の2種といっしょに紹介するつもりだった「天紅(てんこう)」。
今年5月4日のは背が高く横向きしか撮れなかったので、昨年5月5日のも準備していました。


2010年5月1日に撮影した薄い赤、千重の大輪「大喜紅(だいきこう)」。
前回の中国産「大胡紅」と一字違いということで並べて紹介するつもりでいたものです。

以下の3種はいずれも2010年5月1日に撮影したもの。

「東洋紅(とうようこう)」。

「寿老(じゅろう)」。
明治の末にフランス牡丹「マダムスチュアートロウ」として販売され、
後年中国から「寿老」として輸入(ぼたん園のプレートから)

「不老門(ふろうもん)」。

首案紅

2011年05月14日 | 牡丹
町田ぼたん園の中国牡丹を。
  
今年5月4日に撮影した「首案紅(しゅあんこう)」。
広く大きな外弁は横に張り出し、中央部の弁は立ち上がっています。2枚目はちょっとしゃがんで。


「姚黄(ようおう)」は2010年5月1日の撮影。
これも2、3重の外弁が横に張り出し、弁化した雄しべが中央部で立ち上がっています。
アオムシも写っていましたね。


2009年5月4日に撮っていたのは「今妖黄(いまようおう)」。
ぼたん園のプレートには「黄白色、八重咲き、中輪」と記載されていました。


2010年4月25日の「青龍臥墨池(せいりゅうがぼくち)」。


「大胡紅(だいここう)」は2010年5月1日の撮影。


「倚緑(きりょく)」。2010年5月5日に撮影。
明治の末にフランス牡丹として販売。後年中国から玉華(ぎょっか)棋禄(きろく)として販売(ぼたん園プレート)
「深藤色、万重盛り上がり咲き」は通販のページから。


「金桂飄香」。“きんけいひょうこう”と読むのでしょうか。2009年4月18日に撮っていました。


「豆緑(とうりょく)」。データは2009年4月29日に撮ったこの1枚だけ。
八重咲で緑の花を咲かせる非常に貴重な牡丹(通販のページから)。

  
「脂紅(しこう)」。ぼたん園の名札は脂江になっていましたが…。

明皇の宝

2011年05月13日 | 牡丹
5月4日の町田ぼたん園から、今回は一気に10種。

「明皇の宝(みょうこうのたから)」。
乳白色。花弁の底部は桜色。千重・中輪、花弁非整列の獅子咲き
(WEB検索の大根島牡丹一覧から)


「帝冠(ていかん)」。
十分に咲くと盛り上がり咲きになる。芽は乳白色。鉢栽培に適。長尾次太郎作出
(ぼたん園の説明プレートから)


「正陽殿(しょうようでん)」。


「百花選(ひゃっかせん)」。
日本ぼたん協会のHPでは「百花撰」となっています。


「寿紫(じゅし)」。ぼたん園の説明プレートには「島根 寿物産」とだけ。
日本ぼたん協会のページに「寿の寿紫(ことぶきのじゅし)」というのがあるのですが同じものなのかどうか…


「芳紅(ほうこう)」。
赤紫色、千重の大輪。盛り上がりの抱え咲き。


「白影(しろかげ)」。


「麗玉(れいぎょく)」。
牡丹色よりやや色が薄い。盛り上がり咲き。(ぼたん園のプレート)


「麟晃(りんこう)」。


「麟鳳(りんぽう)」。
牡丹色よりも赤を多く含み濃い色である。花弁が厚くしかも重ねが多いため強い日差しにも花の形が崩れない。大阪・福井熊三郎作出(ぼたん園のプレート)
大根島の牡丹一覧では「濃紫色、千重・中輪。抱え咲き。樹勢強・鉢植え適」とあります。

夕焼け空

2011年05月12日 | 牡丹
5月4日の町田ぼたん園から

「夕焼け空(ゆうやけぞら)」。赤の八重、中輪。

こちらは2010年5月1日に撮影。若緑色の葉に赤の花がひときわ映えます。


「西の海(にしのうみ)」。


「満天紅(まんてんこう)」。黒みを帯びた赤の千重咲き、中輪。

こちらも2010年5月1日に撮影していた満天紅。今年のとは色合いがちょっと違いますが…。


「島の華(しまのはな)」。


「不夜城(ふやじょう)」。


「明日香(あすか)」。淡桃色の千重、大輪。

南部の里

2011年05月11日 | 牡丹

5月4日の町田ぼたん園で咲いていた八重の大輪「南部の里(なんぶのさと)」。
被災地の一日も早い復興を心からお祈りいたします。


2009年4月18日に撮っていた「村松桜(むらまつさくら)」。
淡い桃色。千重、大輪の盛り上がり咲き。早咲きで咲き始めはごく薄い紫色を含む。

「村松の雪(むらまつのゆき)」。2010年5月5日の撮影。

「村松の誇(むらまつのほこり)」は2009年5月4日に撮影していました。

誇りのつながりで「中村の誇(なかむらのほこり)」。2010年5月1日の撮影

「越の舞姫(こしのまいひめ)」。こちらも2010年5月1日の撮影。

「島根連鶴(しまねれんかく)」のデータは2009年4月29日に横から撮った1枚だけ。

「二上(ふたかみ)」。通路を回りこんで何とか蕊の見えるところを。

背が高く、横向きにしか撮れない位置に咲いていた「二上時雨(ふたかみしぐれ)」。
ブルーに近い縦縞の絞りが外側の花弁に現れる品種のようですが、この写真では分からないですね。

新七福神

2011年05月10日 | 牡丹
5月4日の町田ぼたん園から。
  
「新七福神(しんしちふくじん)」。1枚目は昨年のもの。
赤に近い濃いピンク色、千重咲きの大輪。弁端にぼかしが入る

  
「新国色(しんこくしょく)」。こちらは2枚目が昨年のもの。
光の加減とかもあるのでしょうが、色合いがだいぶ違います。

  
「新桃園(しんとうん)」。こちらも2枚目が昨年の花。
薄い赤紫色のぼかし、千重、獅子咲きの大輪。樹勢が強く育てやすい。

  
今回の最後は「神姫(かみひめ)」。
昨年5月1日は唐傘を立てかけられていました。

写楽

2011年05月09日 | 牡丹
町田ぼたん園から。
  
「写楽(しゃらく)」。万重咲きの大輪。青紫色の花弁は波打つ。色合いが微妙に違います。

次の3種は1枚目が昨年、2枚目が今年5月4日のもの。
  
まずは「紫光錦(しこうにしき)」。千重咲き。紫紅色に白の絞りが入る。

  
「紫紅殿(しこうでん)」。
町田ぼたん園の名札は「紅」になっていますがWEB検索では「紫光殿」がヒットします。
紫光殿のデータは純紫色 千重・中輪。花色は似ているように見えたのですが、果たして…。
  
今回の最後は「紫苑(しえん)」。
名札におくってあるひらがなを見て「しおん」じゃないの?と思いましたが、
日本ぼたん協会のホームページも「しえん」となっていました。

佐保姫

2011年05月08日 | 牡丹
町田ぼたん園から。
  
「佐保姫(さほひめ)」。淡桃色で花底は色が濃い千重の中輪。
2枚目は昨年5月1日の撮影で、なんとも初々しい。

  
「三国紅(みくにべに)」。


「山姥(やまうば)」は花色が珍しい赤茶色で千重の中輪。
お目にかかったのは今年が初めて。

  
ぼたん園の奥の庭にある「色じまん」。
今年も咲いていましたが、紹介するのは昨年5月1日のデータから。

紅千鳥

2011年05月08日 | 牡丹
町田ぼたん園から。
  
「紅千鳥(べにちどり)」。花底が濃い、淡い赤紫色の千重・中輪。


「紅神」は昨年撮影したもの。

  
「香玉(こうぎょく)」。

  
昨年のデータから、濃い紅色の「建礼門(けんれいもん)」。

関西乙女の舞

2011年05月07日 | 牡丹
町田ぼたん園から。
  
「関西乙女の舞(かんさいおとめのまい)」。紫紅色の万重・大輪。
2枚目は昨年咲いていた花。


「関西明石潟(かんさいあかしがた)」は今年が初めての撮影。
昨年は「新潟明石潟」を紹介しています。


「輝国(てるくに)」。

  
「君の恵(きみのめぐみ)」。
今年は撮っていないので昨年のを引っ張り出しました。

綾衣(あやごろも)

2011年05月07日 | 牡丹
町田ぼたん園から。
昨年も撮影していながら載せていなかった牡丹がだいぶありますので、
今年5月4日に撮ったものと織り交ぜて紹介します。
  
「綾衣(あやごろも)」。淡紅色の千重・中輪。花弁に切れ込みが入ることも。
2枚目は昨年咲いていた綾衣。

  
「華鳳(かほう)」は昨年5月5日と5月1日のもの。色具合がけっこう違っています。
咲き進むと紅紫色に変化していくのでしょうか。


「王華錦」。

  
「五大州(ごだいしゅう)」。 白色の千重・大輪。
今年の5月4日にも咲いていましたが、昨年5月1日と5月5日のものを紹介。
開き出していた左の1輪の4日後の様子をアップで。

オーロラ

2011年05月06日 | 牡丹
町田ぼたん園から。
  
「オーロラ」。桃色の八重で中輪。花弁に紫の縦筋が入る。2枚目は昨年撮影していたもの。
  
「パープルエリナ」。藤色の八重、中輪。

「ゴールデンボール」。アメリカ産の牡丹でしょうか。
  
「ウイニングオブザモーニング」。これもたぶんアメリカ産。
園内2か所で撮りましたが花色が違ってました。

サルメンエビネ

2011年05月05日 | 
  
「サルメンエビネ」。
幅広の黄緑色の3枚はがく片で、その間にある細い2枚は側花弁というそうです。
その前に突き出た赤褐色の唇弁を猿の顔に見立てて名づけたのが猿面海老根。

  
猿が出たなら熊も登場「クマガイソウ」。

  
つきたての餅です「ユキモチソウ」。

百合椿

2011年05月04日 | 椿・サザンカ
4月10日の横浜市こどもの国・椿の森から。

「百合椿(ゆりつばき)」。
ツバキの葉の中では「孔雀椿」とともにもっとも細長く、肉厚でゆるく湾曲する。
  
濃紅色の一重でラッパ咲き、細長い筒しべの中輪。花期は4~5月。


「足摺一号(あしずりいちごう)」も濃紅色の一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの中輪。
花期が4~5月で足摺岬のヤブツバキから選別したもの。

  
肥後ツバキの「肥後長寿楽(ひごちょうじゅらく)」は「長楽」の実生品種。
淡桃色の一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期は3~5月。
花は一回り大きく、色も濃く、梅芯の数も多くなって、淡桃系肥後ツバキの優品とされる。

  
最後に「南京白(なんきんじろ)」。
白色の千重咲きで中輪。花期は1~4月。
1933年の皆川椿花集に記載された明治期の古種。