萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚89

2014-05-12 14:00:01 | 雑談寓話
移動中です、
で、ちょっと時間あるので書きます。
体裁またPCから直しますがトリアエズ、笑


同僚御曹司クンと電話@金曜が習慣化し、
同期と飲み会@平日+休日は自宅or実家or友達と出かけて、
ナンテ感じに余暇は楽しんでいたんだけど、って言うと気づくだろうけど、
暫定恋人に時間を作ることは極稀になっていた、

コンナでも付き合ってるってコトにしときたいのかな?

なんて疑問は当然あって、
だけどコッチから終了と言ったところで話通じそうも無い、
で、そこんとこ訊きたいから週末ちょっと会うことにした。

「デート久しぶり、嬉しいなー笑顔」

ってカンジに喜ばれ、
相変わらず笑顔は楽しそうだった、
そしてコッチは相変わらず違和感ばかり大きくなるばかりで、

「この服いいよー似合うよ買いなよ?笑顔」

イヤ趣味と違うし、笑

「このお店に行こうよーワッフル大きくてデコレーションもかわいいんだって、笑顔」

甘いもん嫌いじゃないけど昼ゴハンにソレ無理、笑

「この本すごい良かったから貸してあげる、笑顔」

ゴメン題名から無理っぽい&文章も好み違うみたい、
ってか流行りもんばかりだね?、笑

なんてカンジに食い違うばかりで、
こういうお仕着せっぽいの嫌いでメンドクサいばかりで、だから訊いてみた、

「あのさ、どういう基準で選んでくれてんの?笑」

訊いて「?」って顔されて、
で、無邪気に言われた、

「私が好きだなってもの選んでるよ?笑顔」
「だろね、」

ばさり切るみたいな言い方したと思う、顔は笑いながら。
その意味なんか解らないんだろな?って諦めは最初からあって、その通りにコッチ見てるから言ってみた、

「選んでくれるモノってさ、ドレも流行りモン雑誌に載ってるかガチガチブランドばかりだろ?自分の好みがどんなんか関係ないよね、笑」

コッチの好み関係無し、そんな選び方されて誰が喜ぶんだ?

そういう押し付けは誰にされても嬉しくない、
むしろ迷惑だから興醒めのまま笑った、

「コッチの好み一つ考えもしないでさ、自分の何を見て好きなワケ?笑」

たぶん、今思えばワガママ貯まっていたのが本音だった、お互いに。
向うはコッチに理想を押し付ける、コッチはその言うこと聴くツモリゼロ、
こんなの巧く行くわけが無かった、それでもソノ時の暫定恋人に別れるって選択肢は皆無で、

「そんなの一緒にいたら好きになれるよ、きっと、笑顔」

なれねーよ、笑

言葉ごと通じないヤツと何年一緒に居ても何が解かるって言うんだよ?
って言いたかったから、言ってやった、

「ただ一緒に居ても好きになんかなれないよ?笑」
「えーそうかなあ?笑顔」

なんてカンジに笑ってきた貌はヤッパリナンも解かっていなかった、


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コメント
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