眠いです、だからちょっとだけど書きます、
加筆校正未済が2本あるままですが2連続で山行っちゃったのでお疲れですが、笑
ソンナお待たせ間にでも楽しんでもらえたら嬉しいです、バナー押して下さった方に感謝こめて、
雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚96
同僚御曹司クンとの深夜電話、言われたことが引っ掛る。
「自慢ネタにしたいのもあるんだろうけどさ、それ以上に自分のだって牽制したいんじゃね?好きだから周りに手出しされたくなくて、」
自分のだって牽制、とかって冗談じゃない、笑
暫定恋人の発言=独占発言なんだと御曹司クンは言った、
でも自分は独占されるなんて認めたことは一度もない、それでもソンナ想われるのは心外だ?
付き合うってコト=独占を認めるって場合も多いんだってコトくらい知っている、それでも嫌だったから笑った。
「あのヒトのモンになるなんて一度も言って無いよ?笑」
付合いたいって言われて、イイよって言った。
でも独占してイイなんて一度も言っていない、そんな告白に御曹司クンは訊いてきた。
「でも付合ってるんだろ?だったら自分の恋人だから触るなって言いたいってば、」
「ただ付合ってるダケでソコまで言われるって変だろ?なんも無いのに、笑」
「だって付き合うってそういうコトだろ?おまえ違うのかよ、」
なんでそんなこと言うんだよって口調で言ってくれる。
そんな口調が言いたいこともホントは解かる、でも敢えて混ぜっ返した、
「なんも権利無いじゃん、法的立場も責任も無いんだからさ?笑」
ただ付合っている、それだけ。
それだけの関係に何の責任や権利があるんだろう?
そんな突っぱねた問いかけに電話ごし御曹司クンは言った、
「付合ってるってダケじゃ責任とか無いけどさー…好きなら将来も考えたいじゃん、好きなら他の人間にとられるの怖いし、」
将来を考えたい、って言葉に御曹司クンの過去が揺すられた。
御曹司クンも本気でそう想った事がある、けれど別れてしまった現在の今に笑いかけた。
「ソレっておまえの体験だね?笑」
「そうだよ、だから俺ちょっと考えるし…そのひと可哀想だよ、おまえがそんなんじゃ、」
可哀想だって言ってくれるトーンが寂しそうだった。
こんなふう言ってしまう御曹司クンが不思議で、なんだか健気でもあって訊いてみた、
「ソンナに可哀想なら電話とか辞める?おまえ的にはライバルなんだろうしさ、笑」
ホントに自分を恋愛感情で見ているのなら恋敵ってやつだろう?
そんな事実確認した向こうため息吐かれた。
「…おまえってホンモノのSだよなー…すごい意地悪なコト言ってるって自覚あんのかよ?」
「Sで意地悪だって前から言ってるだろ、笑」
笑って認めた電話ごしきっと悶々しているなって解って、
そういう御曹司クンの貌が解かるみたいで、つい虐めたくなりながら正直に言った、
「嫌な言い方するけどさ、今のヒトって最初からソンナに好きなワケでもないんだよね、何回か告白してくれたし一生懸命だから頷いたけど、
付合えば合わないって納得して諦めてくれるだろなって思うから今、とりあえず付合ってるダケだよ?その間に本気になれたら幸せだろうけどね、笑」
合わないんだって納得してもらいたくて付合ってみてる。
そんな現状に電話の向こうが絶句して、そして拗ねた。
「っ…なんだよそれー…ばかっ、そんな付き合い方とかすんなよバカっマジ馬鹿っだオマエばかだっ、拗」
なんか久しぶりに馬鹿バカ言われてるな?笑
こんな状況なんだか可笑しくて面白くなって、
それで今どんな貌してるのか解るみたいで言ってみた、
「おまえ今ちょっと泣いてるだろ?本気で好きで付合ってるんじゃないなら良かったーって安心してるだろ、おまえも性格悪いよね?笑」
他の誰かを見ているワケじゃない、そういうの安心するんだろな?
ってカンジに単純に思ったから言った向こう御曹司クン拗ねて泣いた。
「ほんっとオマエって性格悪いバカだSだ、もー…なんでコンナん好きになっちゃったんだ俺、」
なんてカンジの台詞は泣いていた、
言葉面は呆れてくれている、このまま嫌いになってくれたら楽だろなって想って笑った、
「こういう自分だからさ、好きでいても何も良い事ないよ?ちゃんと真面目に恋愛してくれる相手んとこ行きな、こんな電話してるよりさ?」
こんなふう電話していても御曹司クンは恋愛が出来ない、
このまま恋愛出来なかったら御曹司クンは帰るのは今の家だけしかない、
その家が御曹司クンにとって幸せな居場所ならそれも良いんだろう、でも違う、
To :御曹司クン
本文:今日は1日ずっと寝てた(顔文字笑顔)
だから会話ろくにしてない、後で電話していい?
こんなメールを自分に送るほど御曹司クンは「家」居場所が無い、
無いなら御曹司クン自身で作るしかない、だから背中を押したかった、
安心して帰れる居場所、笑って会話できる場所、そういう「家」を作ってほしいから言った、
「バイセクシャルでも男同士でも良いよ、お互い家族になれる相手と恋愛しな?そしたらオマエが欲しがってる居場所が作れるよ、だろ?」
御曹司クンがメールを定期的にしてくれるのは多分、居場所があるって安心したいから。
電話を架けたいのは繋がっている安心がほしいから、安心が欲しいのは本当は「いちばんに」愛されて安心したいだけ。
そういう御曹司クンの不安×孤独から求めたい原点は「家庭」母親にある?そんなふう想うから言って、だけど御曹司クンは言った、
「そういうこと言ってくれるから好きなんだよ、やっぱり俺おまえのこと大好きだ、」
大好き、ってまた言ってくれちゃうんだ?
付合ってる理由が「諦めてほしいから」相手が離れてくれることが目的なだけ。
そういう付き合い方が不実で幸せが遠いくらい解かってる、そういう自分の遣り方が好きでもない、
自分自身で好きじゃないから触れたくなくてメンドクサクなる、ソンナコト正直な話してるのに大好きって、なんだろう?
「自分はおまえのこと大好きじゃないよ?恋愛感情とか全く無いしね、笑」
大好きって想うことは無い、恋愛感情も無い、
そういうの自分にはもう起きない、そんな本音に御曹司クンは笑ってくれた、
「解かってるってば、でも俺は大好きで今こうして話せてること嬉しー…オマエの付合ってるヒトにちょっと後ろめたいけど、でも嬉しいもんね?」
解ってる、それでも嬉しいって言ってくれる。
こんな相手のペースにちょっと困って、だけど嫌でも無くて、だから訊いた。
「おまえは電話とかメールしてたいワケ?笑」
「してたい、だって今もすげー幸せだもん、」
幸せってまた笑って、そういう御曹司クンがなんだか嬉しかった。
こういう素直なトコ他の人間にも見せられたら良いのに?そんなこと考えてたら御曹司クンは言った、
「後ろめたいけどさ、そのヒトにとったら男同士はノーカンじゃねとか都合よく考えてる、おまえもその気無いし…だから電話も止める必要ないよなって、」
確かにノーカウントかもしれない、
でも事実を知ったらサゾ反発するんだろう、なんて想像しながら笑った。
「またオールするつもりなワケ?こっち寝落ちしそうだけど、笑」
ホントそろそろ眠い、でも電話したいならしていてもいい、
そんな言葉から暫定恋人との差は明らかで、そんな相手は笑ってくれた。
「そしたらオマエの寝息とか聞けちゃうなー良いなそれ、このまま寝ていいよ?笑×照」
「じゃあ5分後に寝てイイ?寝つきは良いんだよね、今すぐでもさ?笑」
「っ、そんな早くは寂しいってば、もうちょい頑張って?」
なんて会話から他愛ない夜更かし電話は始まって、
アレコレなんとなく話して、たまに寝ていてまた起きて話して、
ホント大したこと話してはいなかった、それでも切らないまま話して笑って気が付いたら寝ていて、
翌日は寝坊しまくって挙句ちょっと風邪気味だった、笑
あーやっちゃったなー笑
なんて想いながら一日のんびり寝て過ごすことに決めて、
寝坊の二度寝しようってベッド転がったまま文庫本ちょっと読んで、寝て、
そして電話は来た、
こんな感じだけどトリアエズUPします、
第76話もAesuculapiusも加筆校正まだします、が、眠いです、笑
取り急ぎ、
智
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