早朝、TVを点けると首相官邸前での大飯原発のニュース。
参加者のインタビューにずっとお世話になっている埼玉たねの森紙さんが出て来てビックリ!
私も参加して叫びたい。
教授、坂本龍一さんの言葉が印象的だった。「命あっての経済でしょう。」
全くもってその通り。
昨日も会津で佐瀬村長との話の中で、村長自身
「一つの種から何百倍の実をつけてくれるから、人はソレを食して生きてけるんだよ。
当たり前の事だけど、感動だよー!スゲーことなんだ。人は自然に感謝すべきだ。」
と何度も繰り返してました。
私もこっちに帰って今の仕事を始めた頃、まったくおんなじ事をブログに書いた気がする。
「よし、これで食うぞ!」
と決めて、自分の生業として初めて意識して農業に向き合った時に、やっぱり一粒の種から沢山の実が採れる、
という当たり前に知っているはずの事に、ものすごく感動したっけ。
その実感から離れてしまってはダメだ。
モノを作る生産者と買うお客。
それは本来、表裏一体のはず。
俺だって仕事してる以外は、遊びにも行くし、買い物をする。
作り手であって、買う側でもある。
両方が分かるからいいもん作りたい!と思うし、イイもん欲しいと思う。
それがずっとここに書いている「ブツブツ交換」な世の中だ。
なんでそんな「当たり前」が、こんなに手が届かない世の中になっちゃったんだろ。
変だね。
変だ。
それを遺す仕事をする。