今日はドッと疲れました。さすがに。。。
高知銀行様に向けて、岩出山にて新聞バック講座を開催。
まだ覚えたての方はインストラクターに折り方を教えてもらったり、
不安な点を質問したりという時間。
一方、我々は昨日南三陸から持ってきたバック、今日集まったバックを検品し、袋詰め&梱包作業。
海山は改めて事務所を構えているわけではなし、構えるつもりもなし。
インストラクターを含めての連絡はメーリングリスト他、口伝えで回してます。
それでも時間を追うごとに自分の用事の合間を見つけて一人、また一人と手を貸しに集まってくれ、ほぼ予定通りに終わりました。
最後は取材で来ていた仙台放送Mさんも、カメラそっちのけでお手伝い下さいました。
助かったー!
高知銀行様向け第一便、1030枚の新聞バックが無事に送り出されました。
昨日からは極度の集中だったので、終わった時はかなり疲れました。
帰りはカミさんと鳴子に行き温泉でぐったりしてきました。
風呂の中でふと思ったこと。
海の人、山の人、今はみなのチカラがあってこの活動が成り立っています。
ひとつひとつの要素、時間はちっちゃいもので、そこだけ切り取ってもわかりにくい。伝わりにくい。見ている方はつまらないかもしれない。
だからこそ、
そこを伝えるすべはないものか、と思います。
どうしても、特に今は復興を切り口に色んなプロジェクトや人にターゲットがあり、
その”形”を整えることに、携わる方も、伝えるマスコミなども、重きがいきます。キャッチーな要素はわかりやすいから。
四万十などの地域と関わる、今の海山もきっと、そう映るでしょう。
でも海山の核心はこの二年間ブレることはなく、
新聞バックで利益を上げることでもなく、エエことしようプロジェクトでもなく、
先日も書いたように、自分たちに出来ることはなんだ!?
と、私らが突き詰め突き詰め、海の人にも自分たちで立ち上がる為の仕事を作ろうとしたのが始まり。
そこは順番を変えること無く、あとは現地で生まれたプロジェクトとして、
海山は、関わる人、興味をもってくれる人、が何かを感じる考える行動するキッカケの「場」でしかないと考えています。
逆に言えば、そこを超えてまで何かをやろうとはまったく考えていない。
そこの部分を、伝えたいと思っている。そのターゲットは、外ではなく現地。
私自身が、これまでも、そしてこれからも、ここ東北の片隅で、
与えられた環境を資源をカテに何かを育て生み出して食べていく、という事以外、興味を持たないからだと思います。
だって、この境遇で私がやること、他には絶対同じモノはないと信じているから。それが価値。
すごいね!という価値観ではなくって、それは、ここにしかないモノ、という意味です。
だからこそ、海山も、ほっかぶりも、よっちゃん農場も、ここなんです。
難しいことだけどもねー。