よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

つまるところ。いきつくところ。

2013年03月19日 | 農家ブランド


今週は県庁一階での販売に一週間、今年度の大トリを飾るべく、直売所グリーンアップが出ています。

これは一年間、毎週週替りで県内各地域の出店が行われる、地産地消推進のイベント。

グリーンアップはもう何年になるか・・・夏とこの時期お世話になっています。

成績もいいみたいで名指し指名を頂き、今ではすっかりリピーターも。ありがたいことです。


今日は助っ人に私が参戦。





せっかくなので、PRに新聞バックセットを作りました。

今日は「よっちゃん米」「ハラペーニョしょうゆ」「いつでもよっちゃん」の三種入り。

そんなことをFacebookでつぶやいてみたら早速5分後に友人M村くんが来て第一号!

今回だけではなく見ていると、若い女性の方、、、

よっちゃん農場というよりは私のターゲットに属する方々の興味を引きますね、新聞バックは(笑)



第二号はこの方。

実は数年ぶりの再会。偶然でした。

しょっちゅう仙台に催事に行ってた時にお客様になっていただき、

事あるごとにワザワザ顔を出していただいていた常連さんなのですが、

住まいの中心はご家族の都合もあって関東の方に移されて、今日たまたまこちらに戻って用達に県庁に来て・・という。

久々に話に花が咲きました。



締めはご存知この方。

グリーンアップが出店中ということで激励に来て頂き、バックセット買い占めて下さいました。

ありがとうございます!先生!





仙台に向かう朝、直売所会長のS氏と二人で話し込みました。

Sさんは関東でサラリーマンしてましたが、早期退職して岩出山に移住。

いろいろあって、今では直売所の大黒柱としてバリバリ充実の毎日を送っています。

朝の論題は「地域資源をどう活かすのか」。

TPPとか震災とか色々とあって、地元、農業の価値を武器に如何に生き延びるか、などで白熱。

最後は個人が個人としてどう行動するのかに尽きるなぁ、という事に。

今、補助金であったり助成金であったり、NPOなどもたくさんできてる世の中。

生業というだけではなく、生き方というものの豊かさを見つけるキッカケは沢山用意されているありがたい時代。

そこに参加するも参加しないもいいけれど、

結局はそこで感じた沢山の刺激を自分の生き方にどう落とし込み、納得し、動けるかどうか。

思う、感じる、という人はたっくさんいる。




また、つぶやきを見て、開店中に県庁の星・Y田さんが激励に来てくれました。

彼も仙台を中心としたファイブブリッジを運営し、我々世代以降が気軽に集えるような様々な「場」を作っています。

立場は違うけれど、気仙沼に人一倍の愛情があって、そこを軸にした活動も定期的に。


彼とは、星野のアニキの悪口をひとしきりしゃべった後(笑)、「場」について話しました。

特に震災以降、地元の私ら世代は何かを感じ、それぞれがそれぞれの立場と感覚で集い、話し、動いています。

それはやっぱり使命感、に近いものがあるのかもしれない。

あまり参加できていないけれど、ファイブブリッジはそんな熱い集いの場のひとつ。

さて、そこを経て、みんなはどこに向かうのだろうね、というポイントがピンポイントに一致。

それはずばり、それぞれの生業。

今、身の回り、地元、県内にある、自分の生業の周りの沢山の「場」はやっぱり「場」。それ以上ではない。

それをどう活かすのか、は結局のところ、還るそれぞれのところでしかない。そうでないと根本が活きて来ない。

んでもまだ「場」と「自分の生業」を混同しがちなのが多数。気づくとポンと入るんだけれども。。。


そんで後半はワンピースに例えての話に。

今はまさしく大航海時代。

ほっかぶりJAPANみたいな海賊団がうようよと、アチコチで生まれて力をつけはじめてる。。。

そのウチ、グランドラインでぶつかり合う事になるだろうね、楽しみだね、フッフッフ。で締め。


短い時間だったけど面白かった。

お会いすることはちょくちょくあるんだけれども、ゆっくり話す事がこれまで無かったので、

ぜひ今度、夫婦同士で呑みましょう!Y田さん!