よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

やりたいこと。当てはまること。

2013年03月18日 | 復興プロジェクト



ちょうど今日夕方、再び仙台放送スーパーニュースに登場!

海山の活動、全体像がなんとなくまた伝わったんでねーべがなーと思います。


その「とうほく新聞バックプロジェクト」、高知銀行発送第二弾をみんなでやりました。



2回目となると早い。

あっという間に終了!なんともありがたい!






昼間ははるばる仙台からチーム・NENOKICHI FARM代表星野さん、監督ゆきちゃんが来て、佐藤農場を訪問。




アニキの「週末キッチンねの吉」3月のメインパスタにはこの佐藤農場の梅を使っています。


「梅クリチナーラ」

ほら、うまそーでしょー! 3月もあと少しだがら食べ逃しのないように!

でないと来年からは県南の梅になっちゃいます(笑)


佐藤農場は、来月のほっかぶり市の会場でもあります。

つぼみが大分膨らんできました。きっと、ほっかぶり市あたりが満開だと信じています!






夕方、Yahoo!発送分の商品を頂きに三本木へ。今日も色々と情報交換。


中で、井上さんからある話をされる。

うちに来た時に裏山の雑木林を見てから考えてたことで、モノづくりに関連。私に会わせたい人がいる、と。

私も14.5年前に炭焼を始めるために山に入って作業するようになり、その時から感じていたこと、考えていたこと。

そして、それは時間を経た今の考え方にもしっくりと、ぴったりと当てはまることだった。

早く取り掛かるに越したことはない!と、また気持ちが焦る。






震災後、何が出来るだろうか、と考えた末に海山を始めた。

それは、よっちゃん農場と並列することではなく、

よっちゃん農場として自分の今後はこうだ、という序列一番の筋があり、

その過程で出来るなら、出来る人の輪だけだけれどもやろうじゃないか、それが海山。


新聞バックを織る人達が、

海の人なら自分のワカメを再建する為の、なんでもいい、箱一個でも、一日分のガソリン代でも・・・とにかく「自分のこれをやるために稼ぐんだ!」

海の人たち、また、東北の人たちでまず何か覚悟を持っていて、それに海山を利用する。

それでいい。そうやって一人ひとりが何かを見つけて関わり、

私が代表からいなくなる事が、海山の完成形。

私が海山をやってるのは、気づいて欲しいことがあるから。

自分の周り、同じ県内、東北、、、今回被災したと言われる現地の人が、震災を経て何を感じ、何を思い、どう動く!と決めるのか。

誰かに何かを与えてもらう右ならえではなくって、自分はコレがやりたい!という確信。

それを見つける「場」。なにがしかの価値観を共有するための「場」。

だから、10人居るなら1/10ずつ責任と妄想を分担すればいい。そう思える主体性を作る場にしたい。

大げさ、かもしれないけれど、それが海山を続ける私の最大の理由。

そこからブレた瞬間、自分は自分の居場所にかえります。

そこまでが自分の海山に対する責任範囲。


河北の畠山さんに昨年云われたこと。

「場」は「私」とは切り離されるもの。

なるほどなぁ~と最近腑に落ちてきた。



新聞バック、は良い材料だと思う。つくづく。

エコ、工夫、知恵、もったいない・・・沢山感じる要素を含んでる。




2年という時間継続出来たのも、そんな距離をも超える価値観を共有できた方々との繋がりがあったからだと

本当に感謝致します。


なんだか支離滅裂だけれど、ま、記すという意味で。