よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

五日目。

2011年03月15日 | Weblog
まず、
沢山の友人、知人、取引先、そしてお客様から
ご心配の声を頂きありがとうございます。

よっちゃん家族、元気です。

昔ながらの築150年の家。
歪んでたのがますます‥
家中グチャグチャ、
外風呂も、栗原地震を耐えた炭窯も、
ご先祖さんのお墓もコテンパンに傷みましたが、
人間は元気です。
米はあるし、水は濁っても少なくても湧くし、
便所はボットンだし、薪は自力で集めてストーブで暖。

身体さえ頑丈なら、電気ないだけで平気です。

昨日ようやく、便利なはずの携帯がやっと少し
繋がりだし、今日電気が戻りました。

沢山の心配の声がありがたかった。

が、まだ海沿いに住む仲間の安否は不明です。

昨日初めてテレビで目の当たりにした様子‥、ゾッとしました。

そして、こういう事態になり、昨日あたりから食料、ガソリンの奪い合いが始まっています。

被害の大きさは勿論ですが、それに劣らず「人の本性」「卑しさ」ばかりを目にします。

限られたガソリンに並ぶ順番がふたつ割り込まれたからと、立派な老人紳士がケンカ‥あちこちで。
バカバカし過ぎて声も出ません。
こんな親、おじいちゃんが日頃こどもに何言えるか見物です。

いやんなるのは東京でも「買いだめ」で物不足らしいこと。

なんで?

その意味で都知事の「我欲」は正しいと思う。


二次災害の原発問題心配です。
大爆発したら東北は終わりです。

が、この際だから、原発について、もう少し考えよう、みんな!

エコ家電だー、オール電化だと電気代安く、しかも「エコ」なはずなのに、
あんな危ねーもんに頼らないと賄えない「便利さ」って何?



コツコツ、今後への不安もありながら復旧作業しています。
ちょっとグチグチになっちゃいましたがそんなこと思う五日目です。

生き残った東北人!
がんばっぺな~!

甥っ子バカな私。

2011年03月05日 | Weblog

昨日は朝から晩までしゃべり通して疲れ、一人朝寝坊。。

無性に体を動かしたくなり、山へ薪切りへ行く。
途中、そうだと思い出して、一本のデカイ杉の切り株をエッコラエッコラ山から下ろす。


正月、甥っ子Yが、慣れない手つきで我が家にポストを作ってくれた(肝心の写真無し)。
あ、そういえば明日亡き母よっちゃんの墓参りに来る!
と思い出して、Yがポスト使っているかー!?と楽しみに来たらやばい…焦って考える。

だもんで、その設置台を作る事に、急遽決定したというわけ。





まずはチェンソーで荒皮を剥き、ナタで仕上げて最後はグラインダーで丁寧に仕上げる。



チェンソーで背割りを入れる。



甥っ子が狂喜乱舞してくれたらいいな、とこれまた思いつきでチェンソーワークに挑戦。
まずは、マジックで下書きし、



文字をチェンソーで荒削りでエンボス加工、またグラインダーで仕上げ。
やってるウチにだんだん面白くなってくる。


まだまだ途中。

やばい!、間に合うか…

10周年会議。

2011年03月04日 | Weblog

地元のあ・ら・伊達な道の駅(HPリニューアル!)が今年10周年。
今年は道の駅全体で、大盛り上がりにしよーと張り切ります!


そのイベント企画実行委員会へとして出荷組合から代表での参加。



うちの道の駅の構成は、
運営会社
農産物出荷組合
道の駅協力会(卸先などの取引先)
テナント
の、主に4団体から成り立っていて、各団体からの企画14ほどを検討。

初めて体験するワークショップ形式の会議は、
発言方法が違ってとまどいつつも、中々面白いものだった。

始まりの直前まで、
若手生産者で密かに進行していた企画を、社長認可を頂く為に走り回っており、
他はパワーポイント、スライドなどでプレゼンも、私は手書き提出で口頭説明。。。

苦労の甲斐あり、その秘密プロジェクトは人気投票で見事トップを争うほどの評価を頂いた。

さあ、これからが船出。
若手生産者にとっては今年が船出の年!
走りまくります!




県庁での販売。

2011年03月02日 | Weblog

所属の直売所、グリーンアップで、毎年今頃と、夏の2回。
宮城県庁一階で、地産地消イベントとしての市町村販売に行っている。



ありがたい事に出展料などが無い分、会員にとっても売れる機会となっていて、
運営上、店にもありがたいイベントとして定着。



毎回「これでもか!」の勢いで並ぶ旬の出荷物。



野菜のみならず、手作りのお漬物、総菜も。



おかげさまで、年2回、それぞれ一週間やり続けて数年。
このイベントでは魚介類を持ってる市町村に負けず劣らずの売上成績で、
毎回楽しみに来てくれる常連さんも増えて来た。

毎日日替わり当番で出荷者が販売し、作る事も売る事も学べる機会。
こうやってみんなで苦労して、お店も13年やってきた。


派手なもんでなくていい。
こうやって、地味でも伝え合う機会って大事だ、と思う。

玄米モチ。

2011年03月01日 | Weblog


もうそろそろ終わりかな、と思っていたら、
東京に住む、いつもよっちゃん注文下さるマダ~ム(たぶん)からの大量の発注で
寒空の中、杵と臼で玄米モチ。




蒸したら、付く前に臼でしっかり体重乗せてこねる。
これが玄米だと特に重要。
手を抜くと、搗(つ)く段階で、玄米が飛散します。まさに悲惨



ある程度粘りが出て来たら搗き開始。




カミさんと呼吸を合わせ、ひたすら搗きます。




搗き上がりはカミさん次第!

今日も30分搗き通しました。



そういえば最近、真似て直売所に「玄米モチ」を出す人が。
が、その方は機械で搗いてるんで、玄米モチは搗けないはず…。。。

ちょっと前に現代農業の特集「家でも簡単!玄米モチ!」
で、普通に白米で搗いて、そこに「米ぬか」混ぜるとあ~ら不思議!
玄米モチの風味!…らしい。。

そんな玄米モチってアリ!?