よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

あと2日。

2016年12月13日 | 農家ブランド




直売所グリーンアップの餅予約受付キャンペーンもあと2日。




昼に店に行ったらみんなして「今終わったよ〜!」と昼飯食べていた。

今日も9升。ペースを見ながらなんとか量は間に合うかなぁという感じです。


会員の声がキッカケで始まった、年末に餅を、という一見普通に見えるプロジェクトだけど大いに可能性を感じています。

昨日の話ではないけれど、ヒントは足元に結構落ちているのかもしれない。

初年度なので「販売」というよりは会員の作業をどうしてまとめていくかに重点を置いて動いているけれど、

来年こうやったらあーやったら、というアイデアが出てきます。まだまだ膨らみそう。餅だけに。。。


餅切り担当としても張り切って、新兵器を購入。



のした餅の最初、大断ち用の両手包丁。これまで普通の包丁だったけれど綺麗にいかずとにかく手が痛い。





今日は集まった面々が餅のラベルと看板の書を褒めてくれた。

こんなに褒められると照れくさいもので穴があったら入りたいくらいの気持ち。


「刺激されたから俺もかいた」と、プロジェクトマネージャー富田さんのキャッチコピー。

なかなかええではないですか? 

未来に目が行くこういう店の雰囲気は久々。忙しいが楽しい毎日だ。











風景と季節感。

2016年12月12日 | 農家ブランド

週の始まりもミシッと染み入る寒さ。



包装した直売所の餅を持っていったら追加追加で、年末までに終えられるのか、と不安にかられるほどに好評。




午前中にKさん宅へ。

竹細工で友達オーダーのランプシェードを作ってもらったお礼を言いにいったんだけど、

すすめられるままにお茶をごちそうになってきた。御殿、お屋敷だ。



数年前から趣味で篠竹細工を習い、今では道の駅にも納品しているほど。

「若い頃はまったく興味なかったんだけどね」と笑いながら、昔の岩出山を語ってくれた。

嫁に来た頃は、冬の農閑期はお舅さんお姑さんが每日竹細工を編んでたそうで、

当時は每日街なかの竹細工やさんが買い付けに歩いていたそうで、少しでも早く、多く、そして高く買い取ってもらえるようにと

一生懸命作っていた姿を思い出すそうだ。

今、その大変さもトレースするように実感し、また商品としてお客さんへ届ける喜びも味わってるとのこと。

なんで竹細工始めたんですか? と聞くと、最初は「ボケ防止よ」と笑ったが、

岩出山 = 竹細工 で名前は通ってるけれど、それをちょっとでも伝えたいからかなーと。

やっとそういう気持ちになってきたから、と話してました。


今は地域活性や町おこしとしていろんなことをいろんな人が考えて動いているけれど、

一番はそこに住む人の気持ちに起こってくるそういう気持ちを共有することなんじゃないかと思いました。

派手でなくともいい、突飛でなくてもいい。現実、気持ちはあっても地味なことが日常だから。






私はこのブログについていつも考えることがあります。

どうしてよっちゃん商品のPRをもっと書かないの?商売でかいているんじゃないの?

とたびたび言われますが、自分が買って買ってという紹介ばっかりのページを見たら、買わないから(笑)。

という単純な理由で。

単に「これ」という道具は別としても、ものを見るときにその向こうの人の動きや風景に目がいくクセがあるので、

それも価値なんじゃないかなーと思ってるんです。そこに興味が出てくると手に取りたくなる。

このブログはそれでいいんじゃないかと思ってます。

不安なんでしょうね、きっと。

それと無理な背伸びをしても、それが続かないと思っているので出来ないのもある。

ちゃんと成立してるかどーかは別にして。。。。。

そういうもんです。





こちらがお礼に行ったのに、帰りに手作りの「おから炒り」をどっさりお土産に頂いてきました。

楽しい時間でした。

こういう時間を増やしたい。



















よっちゃん生ラー油。

2016年12月10日 | 農家ブランド


今日もめっぽう寒い。冬の刺すような冷たさだ。






ラー油も最近良く出るようになった。

クロモリさんにヒントを頂いた粉ラー油も評判上々。

昨日の視察の方々にも話したけれど、

とうがらしの加工品を作っているとはいえ、次々思いついたものをカタチにしているわけではく、

いいなと思ってもなにかそこに縁なり腑に落ちる直感がないと、やる気にはならない。

カタチにすれば作り続けるためのモチベーションが保てるものにしたい。でないと責任ももてないから。

そういうもんだと思うので、よしっ!と作り始めたものは爆発的でなくていい。じっくりとヒットしていってくれれば御の字。

しっかりと呼吸しながら手仕事出来る速度でいい。






今日は玄米餅ひと臼に加えて白餅もついてみた。

玄米と比べるとあっという間。身体が動くうちは機械よりも圧倒的にこっちの方が速い。

これもなるべく水を減らし蒸らし時間も減らしで。

杵と臼をせっかく使ってるので、コシはありつつ歯切れのいいモチにしたい。




気持ちのよい日。

2016年12月09日 | 農家ブランド



切りたての餅を直売所に並べに行くと会員仲間の当番のおばちゃんが、

「このラベルいいわよね。」

と、一言。同じ会員同士とはいえあまりしゃべったことが無かった人だっただけに、

プロではないけれども一生懸命に考えたものなので、なんとも、うれしかった。



ちょっとステップアップした気持ちで帰ると今日のメインディッシュは事例発表。

一関から6次産業化セミナーに参加の女性陣40名弱が、よっちゃん農場の取り組み話を聞きに来てくれました。

ちょっと前に人数確定の連絡を頂いたときは(うわぁ〜すげ〜人数、、、、どうしよー、、、)と、

この数日プレッシャーを感じないわけではありませんでしたが、緊張はせず。










せまい家にギュウギュウで申し訳なかったのですが、みなさん熱心に聞いてくれました。

自分の事業のこれまでを話しながら、そして、考え方と、理想と現実のウラオモテ。。目指す方向性と黒板五郎の話。

みなさんの反応も良かったので信じれました。

身の丈の話しか出来ませんでしたが、ぶっちゃけて話したので、

これから何か行動する方には役立ったこともあるかと思います。



なんでこんなに写真を載っけるかというと、うまくいったからです!!

「そろそろ、、、」

と引率の方の声が聞こえた時「え!? あと1時間くらいほしいなぁ〜」と思ったくらいにみなさんとのやりとりを楽しく感じた時間でした。

わざわざ来て下さってありがとうございました。



余談ですが、何かが伝わったのか「帰りに寄るから」と言っていた道の駅の売上が、

夕方まで涙が出るような売上数字だったのに、今シーズン最高レベルに突如跳ね上がりのお知らせメールが届きました!



いろんな意味でうれしい日でした。





炭焼なんばん・みそ。

2016年12月08日 | Weblog


直売所の餅注文が止まらずうれしい悲鳴。



自分ちも忙しいのでなかなか直売所での仕事は請け負えないので、私は餅切りと真空パックを担当。

毎回7〜8升分なので結構な枚数だ。





年末、お歳暮で牛タンを販売している卸先ではセットでおすすめしてくれている「炭焼なんばん・みそ」が結構な数でドン、ドンと発注が増えてきた。

うちの始まりの商品で、地元ではよっちゃんなんばんよりも出るかもしれない。今年から備長炭で焼いてます。

うれしいかぎり。

良い年末になるように、まだまだがんばります。


明日は岩手から30名ほどの方々が研修にやってきます。

ちょっと緊張しますがそっちもがんばります。