團菊祭五月大歌舞伎 夜の部

歌舞伎座　16列18番

女暫
17世羽左衛門七回忌追善狂言
萬次郎はもともとなんとも言えない雰囲気のある人だし、よかった。彦三郎がこの役はイマイチか。渋い役が合う人だから。

雨の五郎、三ッ面子守
松緑の雨の五郎、もう少し風情が欲しいところ。
三津五郎の子守、微妙な表現も含めて巧い。

め組の喧嘩。
団十郎は存在感がある。
菊五郎は、ちょっと年とったかなという感じはなきにしもあらず。
海老蔵、貫禄があって、こういう役は決まるなあと発見。
役者が楽しんでいる風が客席にも伝わってくる。江戸風情。