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Pretenderの備忘録

ヴィオラスペース2007

2007-05-23 23:13:36 | 音楽 Classic
紀尾井ホール 1階BR2列20番

◆モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調
 カボール・タカーチ=ナジ指揮 桐朋学園オーケストラ
◆ルクレール:二つのヴィオラのためのソナタ第五番 ハ短調
 川崎雅夫、今井信子(ヴィオラ)
◆バルトーク:弦楽四重奏曲第六番
 齋藤真知亜、大森臨太郎(ヴァイオリン) 店村眞積(ヴィオラ) 藤森亮一(チェロ)

◆西村朗:ヴィオラ独奏のための「鳥の歌」による幻想曲
ヘンデル・細川俊夫:「私を泣かせてください」ヴィオラのための
 今井信子(ヴィオラ)
◆ノックス:"Viola Spaces"より"In between", "Up, down, sideways, round" *世界初演
◆ノックス:マラン・マレによるヴィオラスペース変奏曲 *世界初演
 ガース・ノックス、安達真理、小熊佐絵子、笠川恵、小峰航一、椙岡弥生、瀧本麻衣子、原 裕子(ヴィオラ)
◆モーツァルト/三枝成彰補筆作曲:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための協奏交響曲 イ長調 K.320e(Anh.104)
 樫本大進(ヴァイオリン) 川本嘉子(ヴィオラ) 趙 静(チェロ) ガボール・タカーチ=ナジ(指揮) 桐朋学園オーケストラ

盛りだくさんのプログラム。終演予定の9時20分を過ぎて9時35分頃終演。
モーツァルトで幕を開けた前半。ルクレールでしっとりと聞かせて、バルトーク。
後半は、今井信子さんの独奏で幕を開け、西村さんも来ていた。ノックスの世界初演の曲は、ヴィオラの音色の可能性を訴えたかったのか。最後は、モーツァルトのような、そうでないような、樫本くんも熱演。

回数を重ね、これだけの演奏家を集めてしまう今井信子さんは凄いなあと思う。職人というかんじの演奏だけど。
今回、この曲順であると、曲ごとにセットが変わる。それを2名でやっている。それが譜面台のセットとかある程度事前にできることも何もやっておらず、観客の前でやっている。最後の曲の前など10分。このロジは改善の要があろう。人数を増やす、事前に出来ることをしておいて最低限のことを舞台でやる。この部分においては観客不在だったと言える。

コメント
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